ちいさいとき、影とはなれたくてさまざまなことを試みた。


・ジャンプする

・大きな影にまみれてしばらくして日向にでてみる

・河原をあるいて影が自分を見失うのをまつ


要するに影に意識があって人についてきている、と思い込んでいることから出る発想でした。

(複雑な行動をすれば影は正確に人に影はつけられないという予測)


やがて夕方になり暗闇に影はまみれ、ひとときの休戦をあじわうのでした。