学力を上げるには、勉強しやすい環境を作ることが基本です。
でもその前に、楽しみながら不得意科目の点数を上げるにはどうしたらいいのか、ちょっと親子で話し合ってみましょう。
子供のやる気スイッチを入れるには、下記の3つのポイントを押さえて上手に導いてあげることが大切です。
勉強しやすい学習机にするには・・・
玩具や漫画本・ゲームや携帯など、勉強しているときに気が散ってしまう物はなるべく学習机の周辺に置かせないようにしましょう。
勉強しやすい学習机は、図に書いたように6つのポイントがあります。
どうしたら便利で楽にもとに戻せるか、親子で一緒に考えながら片づけをしましょう。
そのときは、親の目線で話さずに子供の意見を聞いて上げましょう。
子供が考えているときは、15分は待ってあげましょう。
また、片づけができたら褒めてあげましょう。
学習机はどこに置く?
次に学習机の置き場所についてですが、以前は子供部屋が定番でしたが最近はリビングに置いているほうが成績アップにつながるという結果が出ています。
小学校低学年までは自室よりもリビングの方が親の目も届きますし、子供もすぐに質問できるので安心して勉強できるようです。
学習机の買い方、買い替えについて
学習机の価格帯は安い物は3~4万円から高い物は10~20万円するものまであります。
小学校に入学してから10年以上は使うものですので壊れにくい丈夫なものを選んだほうがよいでしょう。
デザインに惹かれて買うと、高学年になったときに飽きることもあるのでシンプルな作りがお勧めです。
学習机の幅は100センチ前後のものがよいでしょう。
椅子も様々なタイプがありますが、キャスター付きのものよりもバランスチェアのほうが座る姿勢も正しくなります。
また身長の伸びが盛んなときなので、椅子の高さが変更できるタイプを選んだほうがよいでしょう。
デスクマットは人気キャラクターが描いてあるものよりも、学習に役立つものが描かれているものがよいでしょう。
学習机メーカーは毎年モデルチェンジします。進学シーズン前の2~3月は売れ時で売り切れてしまうことが多いので9月~12月のシーズンに購入するのがお勧めです。
学習机の買い替えをする際は、古い学習机を買い替え店が引き取ってくれるか聞いてみましょう。
料金がかかる場合は地域の粗大ごみの値段と比較したほうがよいでしょう。
きれいに使っている場合は、リサイクルショップやオークションなどもありますのでトライしてみてもよいでしょう。
片づけ観音こと
収納コンサルタント 吉田トシコ先生監修