何を考えるかを考える!

何を考えるかを考える!

妻より何を考えてるの?と、訪ねられ

え?
何を考えているかを考えている!と答えた。

はぁ〜?
その答えに妻は涙を流し大爆笑!

この名台詞がタイトルとなる!

やさしい人



今、災害ゴミの運び出しをしているけどダンプ2台に満載の輪島塗、

中塗り研ぎまで終わっていて後は上塗りまですれば絵付けの無い状態の完成品

その一歩手前の品が無造作に積まれていく、一緒に片付けた相方は前には中塗り師をしていた、
今は畑違いの仕事に彼も私と同じ過去輪島塗に携わる者として悲しいと漏らした。

これは輪島塗に携わった人なら皆同じだろう。

辛く、悲しく、無口にならざるを得ない時間だった。
この半製品と呼ばれる品、
粉々に重機で破砕されて行く。