ぱぴぷぺぽになる『うたそら』5号 | アマゾンに背を向けて

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短歌を作っています。鹿ヶ谷街庵です。ししがたにがいあんと読みます。


峰不二子が下着を脱いだ瞬間に大事な場所がぱぴぷぺぽになる

食糞をしたあとパグが父さんの顔を舐めてる日曜の朝

異端児と思われたくて自販機でおしるこばかり買っていた日々

「双子ならテレパシーとか使える?」としつこく訊かれ「使える」と云う

こち亀を全巻そろえた友だちのまゆ毛が徐々につながってきた

キャバ嬢の名刺を見つけた嫁さんの打点の高いドロップキック

夕暮れに哀川翔のマネをする きみが泣きやむまで何度でも

延々とつづく坂道 そのような人生だけど、まあ、いいでしょう