美味しい赤を飲みましたー2

海外のワイナリーで活躍する日本人が増えています
ニュージーランド(北島)、マーティンボロのKusuda Winesのオーナー楠田浩之さんもその一人。先に紹介した同じマーティンボロのワイナリー、シューベルトで修行した後、独立しワインを造っています

クスダワインズで造るピノノワール2003年ものは「C」と「G」の2タイプに分かれています。「G」は砂利質の土地の意味で、こちらの方が優雅な印象。「C」は粘土質のクレイの意味で、こちらの方が力強い印象でした

クスダg

<写真はGです>

私はワイン雑誌で読んだことがあるので「Kusuda」を知っていましたが、同じ日本人が造っているのに、ほとんど日本には流通していない様子。なぜかと思い、ワイン王国の記事をよく読み返してみたら、ピノ・ノワール・クレイ2003の生産量は1603本とありました。1603本!?
1600ケースでも少ないのに…ちなみにGはさらに少なく900本です

私が入ったレストランのワインリスト、NZものはシューベルトとクスダのみ。スタッフさんの話ではオーナーの思い入れのあるものなのだそうです。なにか繋がりがあるのかも?今度聞いてみようニコニコ

ところで、ワインの味ですが、クスダのピノはシューベルトとは似ていません。
シューベルトはブルゴーニュのヴィラージュぽい、伝統的なピノなんですが、KUSUDAのは独創的っていうか、特徴のある味わいなんです。(グラスワインでいただいたのですが、Cはデキャンタに移されてました)

2003がなくならないうちにまた飲みに行こうと思っています