リオさん、ユリさんスキー合宿
新年明けましておめでとうございます!!
こんなブログに変わらず訪れてくださる読者の皆様、いつも有り難うございます。
2014年もマイペースに更新しますので、どうぞ宜しくお願いします!
だばっつ家は今年も雪山にどっぷり埋もれてきましたよ~!
どうです、なかなかの景色ではないですか!
これまで「スイスチベット」だの「世界の果て」だの「文明からかけ離れてる」など散々言って参りましたが。。
雪が降って晴れた翌日は、この世とは思えない美しさです!
そんな眩しい銀世界でスキーデビューをしたのは1歳8か月のこの方、ユリさん。
ウスラの膝の間で滑ります。
そしてもはや、勝手に斜面を滑りリフトで登ってくるのは3歳児リオさん!
子供用コースとはいえ、斜面を直滑降で一直線に滑り降りていきます!
、、が、ターンがなかなかできません。
やはり技術的なことはプロに教わるのが一番ということで、リオさんスキースクールに参加することに!
読者の皆様は覚えているでしょうか。。
このスイスチベットのゲレンデのリフトのことを。。
ボーダー時代のワタクシを散々泣かせた、恐怖円盤リフトのことを。。
(円盤リフト詳細記事はこちら )
上のリオさんの写真も円盤リフトですが、子供用の緩やかな斜面なので簡単です。
これが一般リフトとなると、しょっぱなから超急な斜面を円盤リフトで登っていかなければなりません!
というわけで、レッスンを受ける子どもたちはスノーバイクがひく台車で移動します。
「きかんしゃトーマス」の大ファンのリオさん、これを見た瞬間、
「貨車なんかに乗れるか!!」と激怒し、大騒ぎでした。
だって、貨車ってこんなやつ。。
トーマス達きかんしゃに、意地悪をすることで有名です。
リオさん、きっと貨車がまた意地悪して、ひっくり返るとでも思ったんでしょう。
説得され貨車に乗車したリオさん、大変不服そうです。
しかし、リオさん、他のレッスン生と比べるとまだまだ小さいですね。
そして中腹にある、比較的穏やかな斜面でレッスン開始
赤いウェアのお姉さんがインストラクターです。
従兄弟のナディム君も一緒に参加。
だばっつに産まれてきたからにはスキーは3歳でスタート、これ常識。
ちなみにワタクシは10歳で初めて家族でスキーしましたが、ろくに滑らずそのまま大人になりました。
雪の日もスイスの旗を掲げて練習するだばっつの子たち。
ぬいぐるみを抱えながら見守るユリさん。
「オレもきっと、来年はやらされるんだろうな。。」(ユリさん心の声)
そしてレッスン最終日にはダウンヒル競争に出場することに。
ちびっこの部とはいえ、リオさんとナディム君以外出場者は皆5歳以上。
真ん中で、ヘルメットの紐を口に加えながら、おマヌケっぷりを露わにしているのがリオさんです。
もう一枚パチリ。
、、、って今度はリオさん一人準備運動ですか?
そして、その後ろで全身完全防御状態の母も怪しさ全開です。
ヘルメットはもちろん、紫外線対策で顔を黒いマスクで覆っておりますが、なにか。
さて、このレース、早く滑れればいいというわけではありません。
斜面に立てられた3本の旗の脇を滑走するのが条件。
これまで斜面を猛スピードで直滑降にしか滑れなかったリオさん。
ちびっこコースにはゴールまでに旗が3本立っていますが、はたしてカーブは出来るのでしょうか。
結果、こちらです!
http://www.youtube.com/watch?
ご覧頂けましたでしょうか!
リオさん、旗の脇ではなく、旗の間を通っております!!
(爆)
スタートからまっすぐに滑らず旗の方に向かった息子にドキドキしましたが、、
旗の間を通ってしまったので母思わずずっこけ!
その後全ての旗の間を見事に通り、リオさんゴール!
リオさん、、もしや狙った?
会場からは笑いの声が。
旗の脇を通るより難しいと思いますが。
ネタで終わったリオさんの初レース。
その後スキーを楽しんでいたところ、突然マイクで
「リオさん、リオさーーん!」とゲレンデに響き渡る声。
なんと!
リオさん、「ちびっこの部」で優勝とのこと!!!
嘘!旗の間通っちゃったのに!???
母、思わずインストラクターさんに「どどどどうして!?」と聞くところ
「リオさんが一番すべてのカーブをちゃんと出来てた。旗の間を通るのは簡単じゃないのよ」
との事。
まじっすか!?
確かに他の子は、旗を2本しか通過できなかったり、カーブしないで滑ってたような。。
母、気が動転して、せっかくの記念写真にリオさんのゴーグルを取ってあげるのも忘れておりました。
リオさんも注目を浴びてまんざらでもないよう。
いやあ、レース前の呑気っぷりを思い出すと信じられません
このスイスチベットのゲレンデ、麓の駐車場にたどり着くまでに、スキーを直滑降で滑走させないと、後に続く上り斜面を上がってこれないようなコースや、幅が狭く比較的急なコースなど、初心者泣かせなことばかりなんですが、リオさんは一度も転ぶことなく鮮やかに滑りおりてきます。
急な斜面を滑ったあとなんて、目をキラキラさせながら
「スペンサーみたいだった」と嬉しそう。
注:スペンサー。「きかんしゃトーマス」の一番早いキャラクター。
母はボーゲンながらもソツなく駐車場まで滑れるようになったのですが。
ユリさんを膝の間に悠々と滑るOdie、その後にぴったりと着いていくリオさん。
この3人、余裕な顔してゆっくり滑っているように見えますが、母は全く追いつけません!
完全にゲレンデに置いてけぼり状態です。
ついにはリオさんに「僕スペンサー、ママ、エドワード」と言われる始末。
注:エドワード。「きかんしゃトーマス」の一番遅いキャラクター。
恐るべしだばっつの遺伝子。
ワタクシ、リオさんを妊娠している時からこの日が来ることは知っておりましたが、まさかこんなに早いとは!
だばっつ的スキー合宿終了。
しかし人里離れたこの雪山滞在が、年々快適に思えるのは年のせいでしょうか。
それとも、在スイス7年のワタクシ、まさかスイス化してる!?
いえいえ、六本木シティガールはまだ健在の、、は、、、ず?
きっとこんな息を飲むような美しさに触れることができるからでしょう
元旦の朝焼け。
そして、チューリッヒに戻ると、ここが大都会に感じます。
雪山から直行便で東京に行ったら刺激が強すぎて倒れるかもしれません(笑)
今年もだばっつ家を宜しくお願いします