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埼玉県・春日部市を中心にロケーション撮影、出張撮影を行いっています。
ママフォトグラファーとして活動中の
∞結∞ yui life photo
山﨑唯です。
今日は、私がフォトグラファーを目指すきっかけになった出来事について書きたいと思います。
直接のきっかけというよりは根源のようなものです。
昨日の記事にも書きましたが、大学生の頃からもともと写真は好きでした。
しかし、出産の際のある出来事で、写真に対する想いが強くなりました。
娘がお腹の中にいる事が分かった時はとても嬉しくて、子供が生まれたら写真をたくさん残してあげようと意気込んでいました!
産休に入り、無事出産したのですが、翌朝お医者さんに呼び出され、娘が新生児感染症にかかっていて、黄疸の数値も高いと知らされました。
今となっては、よく起こり得る事で、そこまで心配しなくても大丈夫と分かるのですが、当時は何の知識もなく頭が真っ白になりました。
長い出産を終えてようやく娘に会えたと思ったら、保育器に入れられて、小さい体に点滴を刺されて、光線を浴びせられて・・・。
痛々しい姿を見るのがとても辛かったです。
更に、周りはみんな赤ちゃんのお世話を一生懸命しているのに、私は赤ちゃんと一緒にいられず、3時間に1回搾乳した10ccにも満たない母乳を運ぶ事しか出来ない。
赤ちゃんは必死に頑張っているのに、母として何も出来ない事が悲しくて、何度も泣きました。
赤ちゃんがいないのに授乳室に行くのは辛かったので、夜中も暗闇の中搾乳してました。
何とか保育器から卒業し、母子同室になれたのは退院の前日。
一晩だけお世話を学び、2人一緒に退院出来ました!
退院してからは、毎日慣れない育児に対する不安と産後の精神的に不安定な状態で些細な事にイライラし、手伝いにわざわざ石川から来てくれていた母にも八つ当たりしてしまいました。
そんな時、娘が生まれる前から憧れていたニューボーンフォトを撮ってもらいました。
もともと大きく生まれて、抱っこ出来ないまま保育器で更に成長して、ちゃんと一緒に過ごせないまま貴重な新生児期間が終わってしまうんじゃないかと常に焦りの日々でした。