いつも説明は外科の先生の言われた時間なので、夜なら行けるけど急には休めないと旦那は来れないって
お義父さんは来てくれました。
まず、正常な心臓の簡単な説明と前回の手術の説明の後今回の説明へ
今回の手術名? 左uniforcalization(肺動脈統合)
前回の手術で中心肺動脈に右側からシャントを通していたので順調に中心肺動脈が育ってきてる。
根治手術に向けて今回は左のMAPCAの血管2本を中心肺動脈に統合し新たに左から中心肺動脈にシャントをします
正常心
まず上の方の側副血行路(写真の右の赤い血管)と中心肺動脈を接続し、血流供給の為に左鎖骨下動脈から中心肺動脈に人工血管を接続します(左ブラロックシャント)
次に中心肺動脈の下の部分に下の方の側副血行路(写真の右の青い血管)を接続します
いずれの側副血行路も大動脈から切り離します。
基本的に体外循環を使用せずに行う予定だけど、血管同士の接続の際は一時的に血液の流れが遮断されるので肺血流が減少して低酸素血症になります。
よって、その程度を確認する為に本格的な接合の前に試し遮断をしてそれで大丈夫であればそのまま手術続行
耐え切れないと判断された場合、一旦胸を閉じ身体を上向きにし、右首動静脈にカニューレを挿入しECMO(体外循環のミニチュア版)で身体の酸素を維持する装置を装着し再度左に身体を向け左胸を開けて手術再開になる。
初めに対象の血管を取り出す事を行うが肺に潜り込んでどうしても見つからない時や距離的に遠く届かない場合には何もせず閉胸する場合がある。
こればかりは開けてみないとどれ位肺に潜り込んでいるか分からないみたい。
上の方の側副血行路はまだ肺門の辺にありそうだからいけると思うが、下の方の側副血行路は完全に潜り込んで閉まっているかもしれない
身体は至る所にいろんな血管がある
肺にもあるし触って傷つけて他の合併症を起こす事が一番怖い
それならば下の方の側副血行路が今回接続出来なくて、この血管が細くなってなくなってしまってら肺の25%位が使われなくなる。
リスクを考えるとこっちを取る方が危険じゃない。
もう少し大きくなってから再度手術出来そうな場合もあるのでその場合は癒着しないようにシートを貼って次に繋げれるようにするそうです。
右の側副血行路も背中側から回っているので、危険を犯して前から行かず、今回の術後落ち着いたら右胸も開けて今回のような手術をするそうです。
傷跡が2ヶ所になるって思ってたから、3ヶ所になるのが可哀想って思ったけど、
先生達がどうやれば、息子にとって1番リスクがなく根治に持っていけるかすごく考えてくれてるのがつたわってきて。
初めは可哀想とか思っちゃったけど、元気になる為先生達が考えてくれてるって思ったら先生達に任せてたら大丈夫って凄く強い安心する自分がいた。
開けてみないと分からないから色んなパターンを用意して望んでくれる。
朝一(9時)~夜までと言われてる。
今は予定通り接合出来る事を祈るのみ。
プラスにしか考えない