ゴースト&レディmy1回目 | MUSICAL☆LIVE☆MUSIC

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大好きな観劇やLIVEの感想ブログです。 
かなりオタ目線な自己チューな感想なんでご容赦くださいませ。

2024.5.16(木) 東京・四季劇場[秋] 13:30開演
1階 12列 28番
フロー(フローレンス・ナイチンゲール):真瀬 はるか
グレイ:金本 泰潤
ジョン・ホール軍医長官:野中 万寿夫
デオン・ド・ボーモン:宮田 愛
アレックス・モートン:寺元 健一郎
エイミー:町島 智子
ウィリアム・ラッセル:長尾 哲平
ボブ:菱山 亮祐
【男性アンサンブル】
飯村 和也、安田 楓汰、澁谷 智也、白石 拓也
計倉 亘、権頭 雄太朗、渡部 斗希也、緑川 諒人、田邊 祐真
【女性アンサンブル】
鳥原 ゆきみ、菩提 行、あべ ゆき、大岡 紋、村田 繭菜

清水 智紗子、松山 育恵、馬場 杏奈、黒柳 安奈

今月開幕した劇団四季の最新作「ゴースト&レディ」を拝見。
「ノートルダムの鐘」の演出家のスコット氏が
演出するということで大きな期待をしていたのですが、
やはりよかったです。脚本もよかった!!!!
特に2幕が怒濤すぎて畳み掛けるように泣き所あって
最後の演出は肩震えそうなのを抑えるの必死でした。
ワイヤー使ったりトリック的なものがあるのですが

全く痛々しくない。
セットは大きいのが何個かありましたね。
劇場セットは重厚感たっぷりで素敵。
新しく建設された“病院”では

上から大きい吊りモノ下りてきて、おぉ!と思った。
そもそも、最初垂れてる幕さえ重厚感あって素敵。
圧巻は2幕最後よ…あれはもう素晴らしすぎて震えた。
全体的に照明の使い方も素晴らしかったです。
照明の使い方は鐘でも印象深かったので
スコットさんのこだわりの中に
“光”や“闇(影)”がありそうよね。

音楽は強くはないけど悪くはない。
役によって音楽のジャンルわけてて
特にデオンの音楽がタンゴ調でかっこよかったし、
賛美歌のようなのもあったり、
オーケストレーションがドラマチックなのもありで
バリエーション多く素敵でした。
役者さんたとの力量もあって
とてもバランスがとれていたように感じました。
でも、口づさんで帰れるようなのはなかったです。。。

真瀬さんのフロー素敵だったなぁ。
グリンダよりあってるように感じました。
繊細で、でも心の芯がしっかりあって
でもグレイが守りたいと思ってしまうような脆さもありで
とっても素敵でした。
グレイが消えてからのあの“絶望”は

胸にくるものが多すぎました。
泰潤グレイ、
最初はあまり喜怒哀楽出さないのが
“ゴースト”なのかな思っていたけど
2幕が進むにつれて感情が押し寄せていて
観ているこちらにも響いてきました。
そして、やはり泰潤くんの声好きです。
阿久津さん…グレイできないかな?
年齢的に無理?ワイヤー無理??
マッシュの役もおいしいよね。悪だけど。
デオンがむちゃくちゃかっこよくて
私ならあの役やりたい(←)
町島さんの素直な歌声素敵でした。
ゆきみさんの使い方もよかったなぁ。
85期と92期が四季の舞台にいるなんで…エモい。

今日通路側だったので泰潤グレイが横歩いていきました。
ちょっと我に返ってクンクンしちゃいました(爆)
無臭でした。

まだ開幕してまなしなので

ざっくりとした感想しか書き残しませんが
オリジナルミュージカルでは大成功の作品だと思います。
これからどんどんリピートでチケットはけるでしょう。(←誰目線)
私も、全キャストみてみたい!
特に美南ちゃんとたっきー見てみたい!!
この作品、輸出行けるんちゃうか思います。(←ほんま誰目線)

原作読もうかな。原作って漫画なの??
漫画なら読めるな!(←活字嫌いな私)

クリミア戦争で負傷した兵士の看護に行ったナイチンゲール。

今現在もロシアとウクライナがあんな状態で…

なんか色々考えさせられた。

そういうところでも、今この作品をする意味はあるよね。