前にも書いたが彼は本業では食べれずバイト

大学を浪人している時仲良くなった友達とある事をしたのがきっかけで、その仕事で食べて行きたいと思ったそうだ

遠く離れた両親に多少の反対をされたようだが
3浪もさせて予備校に通わせかなり離れた土地の大学に通わせ、ちゃんと就職していないので親としてはガッカリと心配もあったはずだ


その仕事を頑張っているのは分かっていたけど、なかなか上手く行かない状況に、これは私と出会う前からのようだったが、時々過呼吸になり薬を飲んでいたようだ

何気にふと見たら財布に2錠だったか薬が入っていた

最初一体なんの薬なのかドキッとした
ガサ入れで彼に対して不信感があったので
もう変な薬にしか思えなかった


私は薬も扱う仕事でもあったのでラベルを見たら
知ってるメジャーな薬でホッとしたが
何故この薬を飲んでるのか気になった


彼に心配だから教えてと言ったら
上記のように仕事が上手く行かず生み出せなくて
自分でもわからないけど過呼吸になった
ちょっとヤバいなと分かるようになってそんな時は
過呼吸になる前に飲んでいると

そーいえば、あみと付き合うようになって飲む回数減ったかも

こんな事を言われ
私は素直に嬉しかったし、彼を精神的に支えなくちゃと思った

彼の本音はわからないけど、間に受け過ぎたのかもしれない


なんだか彼から離れがたくなった。


いつかのクリスマス
私はクリスマスっぽい場所に行きたい!と、誘った

彼はクリスマスなんて人混みだよ
寒いしさー
と、最初は乗り気じゃなかったけど
行ったら綺麗だねー楽しいねー

あれ?いないぞ!!

展望台のイルミネーションや夜景が綺麗な場所にいた私たち
彼はそっちに無知で気付いたらはぐれていた

そんな事ありえる?
他のカップルは身を寄せ合って幸せそう


なんだかんだ彼と合流して
寒空でイルミネーションを見ながら言った


あのさぁ、、話したいことがあるんだ


私は一瞬別れ話だと思った

けど、彼は自分から別れ話が出来ない人だと思っていたのでそれは違うと思った
それに普通の感覚で、クリスマスにイルミネーション見ながら別れ話をする人なんていない、、はず

彼はなかなか言わない


私は思った
このイルミネーションの雰囲気のテンションで
プロポーズしようとしてる

絶対にそうだ





彼はやっと話し始めた


あのさ、本業をキッパリ諦めて辞めようと思う
仕事探してみようと思うんだ




えっ?あっーはい
そっちでしたか(^◇^;)


私は将来結婚するならやっぱりバイトは困るし
過呼吸の原因でもある仕事を辞めるのは良いと思ったので、そうなんだね!わかったよ!

と、伝えた



一緒にやっている友人にも辞めると話し
彼は就職を探し始めた


年齢的にも今までの経歴的にもなのか、なかなか就職が決まらなかった

そんな時とにかくお金がいいから?
よく理由は聞かなかったが
これまたどーした
キャバクラ?よくわからないが、キャバクラ的なところで働き始めた


この件に関して私に相談はなかった