今日も次男のお話。
長男も小さな頃からそうだったのですが、次男も活字中毒気味。
毎週、市立図書館に通い、毎日のように学校の図書室に通い、ジャンルを問わずせっせと本を読んでいます。
そんな次男が、先週市立図書館で借りてきた本。
題名が面白そうだったから借りたようですが、どう見ても1年生には難しそうなテーマ(性同一性障害)&活字量・・・(対象年齢高学年から中学生)。
理解できないだろうし、すぐに飽きるだろうと思っていたのですが、辛抱強く3日掛けて読み終えました。
お風呂の中で、どんなお話だったのか聞いてみたところ、考え考え説明してくれた次男。
「んー。僕(文体が一人称)って男の子は、お母さんが女の子の格好をさせたがってて、でもズボンがいいからズボンばかりはいてて、それでジャージで中学校に行って・・・」
延々と話してくれました。
話を聞きながら、気づいたこと。
筆者の「性同一性障害」を、
「もともと女の子だった人」
と理解した私と、
「女の子の体で生まれてきた男の子」
と理解した次男。
そこに、物事を何の知識も先入観も無く、そのまま感じる子供の心を感じました。
子供ってすごいなぁ、とちょっと感動した私。
次男はそのあと、
「そうだ、僕もご本書こう」
と、紙と鉛筆を握りしめていました。すぐに影響を受ける。
そしてすぐに飽きる。
次男の寝た後、テーブルの上には書きかけの表紙だけ放置されていました。
「ぼくば男が女かわからない?」
・・・・・・???
もはや、題名からして意味不明。
一瞬感動したけど、次男は次男だった。まだまだちっちゃな一年生。
こうなると、本当に本の内容を理解できていたかどうかも不明。