12月30日

タスマニア北東部の街、セント・ヘレンズに宿泊したのですが、ホテルの目の前は海でした。

湾になっているので湖のようで、穏やかでとても綺麗でした。

外に出てみると思わず「うわー気持ち良い!」お願いと声に出してしまうくらい快適。

涼しくて、薄手のパーカーを羽織ってちょうど良いくらい。18〜20℃くらいでしょうか。

とにかく爽やかな気候で、日本の真夏とは大きく違いました。



近くのカフェでミートパイを購入。

「オーストラリアといえばミートパイ」なイメージだったのでとりあえず食べないと!という感じでしたが、その後ミートパイばかり食べることになります滝汗


海沿いで車を停めてミートパイと激甘コーヒーで朝ごはん。


少し北上すると、綺麗なビーチがありました。

だーれもいないお願い


砂は白く、とても細かくて、歩くときゅっきゅっと鳴きます。


もう少し北上し、今日の最初の目的地「ベイオブファイヤーズ」(Bay of fires)に到着。






「ベイオブファイヤーズ」という地名は、昔オーストラリアの原住民アボリジニがこの地で焚き火をしていたことからそう呼ばれるようになったと言われているようですが、他にも諸説あるそうです。


この辺りの岩は花崗岩で、風化して丸くなった岩の表面をオレンジ色の植物が覆っています。

その岩の色から「ベイオブファイヤーズ」と呼ばれるという説も。


このオレンジ色の植物は「地衣類」といって、苔よりも原始的な植物なのだそうです。

これはここだけではなく、東海岸の多くの場所で見られました。


このベイオブファイヤーズのビーチ沿いに、一軒のとても素敵なお家がありました。

周りには全く家がなく、まさに「ポツンと一軒家」

これが住まいなのか、別荘なのか、または宿泊施設なのかはわかりませんが、夫はこのお宅がとても気に入ってしまい、こんなところに家欲しい!ともう悶絶。



ここのお宅から出てきた人たちがビーチでくつろぐ様子を見て、


夫「おれの人生って、、えーん


などと言って黄昏れはじめてしまいました滝汗


まあ、気持ちはわかります。

まだタスマニア滞在2日目でしたが、車で走っているとタスマニアに住む人の豊かさが目につきます。


皆さん広ーい土地に大きなお家、お庭には大きなピックアップトラックとキャンピングトレーラーが停まっているんです。。


すれ違う車はキャンピングトレーラーにモーターボートと自転車を積んで牽引しています。

海沿いにはたくさんのデイキャンプ場があり、みなさんそこでバーベキューをしながらくつろいでいます。


真夏なのに18℃〜22℃くらいの爽やかな気候のなか、こんなおだやかで余裕のある暮らしをしている(ように見える)人たちを見ると、自分たちの日々忙しない暮らしと比べて少しため息です。。


とはいえ、、


「いやいや、アナタも長野に家買ってのんびり過ごしてるじゃん!」


と励まして夫悶絶のお家に別れを告げました。


そこから東海岸を南下して「フレシネ国立公園」(Freycinet National Park)へ。


タスマニアの国立公園は入場料がかかります。
1日券、2ヶ月券、年間パス、特定の国立公園のみ有効のものなど様々ありますが、私たちは「ホリデーパス」と呼ばれる車1台(人は8人まで含む)で2ヶ月間有効であり、タスマニアのどの国立公園にも入場できるというチケットを購入しました。89.5ドル。。
10日間しかいないのでもう少し安くて短い期間のチケットもあれば良いのになー汗うさぎ

フレシネ国立公園のビジターセンターのスタッフさんが、何日滞在するか、何ヶ所くらい国立公園を周るのか?などと聞いてくれて、それならこのチケットがいいよ、と親切に教えてくれました。

レシートがもらえるので、国立公園内に車を停める時は外から見える位置にそのレシートを置いておけばOKというシステムです。

フレシネ国立公園を訪れた目的は「ワイングラスベイ」(Wine glass bay)です。
40分ほどのハイキングでそのワイングラスベイを一望できる展望台に行けるのですが、前回も登ってとても印象に残っていた場所なので、もう一度行ってみたかったのです。
湾の形がワイングラス🍷のような形をしていることから「ワイングラスベイ」という名前がついたそうです。


見えてきましたラブ


私にはちゃんとワイングラスの形に見えます(笑)


ここから見えるビーチまで下りていくこともできますが、2時間くらいかかるようなので私たちはここで引き返しました。


駐車場まで戻ると第一ワラビーさん発見



タスマニアにはカンガルーは少ないそうで、ワラビーが多いです。

※ちなみにタスマニアにはコアラ🐨はいません。


フレシネ国立公園から少し北に戻り、この日は「ビシェノ」(Bicheno)という街に宿泊です。

ここに泊まることにしたのは、「ペンギンツアー🐧」に参加したかったからです。


この街では、体長約40cm、体重1kgほどの世界最小のペンギン「フェアリーペンギン」を見に行くツアーに参加することができます。


日が暮れると海から海岸に戻ってくるペンギンを見に行くツアーですが、ツアーに参加しなくても見ることはできます。

ただ、懐中電灯などの光を直接ペンギンに当てるとペンギンには害になってしまうので、真っ暗な海岸でペンギンを探すのは難しいです。

ツアーなら特殊なライトを使うので、人間にもペンギンにも安全に見学できます。


ホテルからツアー会社まではすぐなので予約をしようと訪ねてみると、入り口の前に「今夜のペンギンツアー満席です」の看板が笑い泣き


どこも空いているからちょっと甘く見ていました。。

どうもそのツアーに中国からの団体さんがいらしていたようです。

早く予約しなかったことを後悔しました。


前回来た時にペンギンツアーに参加して、それはもうキュートなペンギンさんに魅了されたので、夫にもそれを見せたくてこの街を宿泊地に選んだのに、、泣くうさぎ


ホテルの隣のバーで食事をテイクアウトして、そのバーにボトルショップも併設されていたのでビールやワインを買い込み、ホテルのベランダでゆっくり食事しました。


ペンギンが見れずショックではあったのですが、、ホテルからの眺めが良くて、ここでのんびりするのもこれはこれで良いのではと気を取り直しました。


ハンバーガーセット高いなぁと思ったのですが、この国では絶対食べきれない量でくるということを失念しておりました汗うさぎ

2人で1つで十分だったなぁ滝汗


↓翌朝も食べてなんとか完食しました💦


↓この時期は日が長いので、21時近くでもこの明るさです。


寒くなったので部屋の中に入り、テレビを見ていると、なぜか忍者の技に挑戦する番組がやっていました(笑)


翌日はタスマニアの州都、ホバートへ向かいます。



週末別荘生活ランキング