こんにちは、祐尚です。

今日は、シナの故事です。

羊頭狗肉=見せかけだけは、立派で実質がそれに伴わないこと。

《肉屋が看板に羊の頭を出しておき、実際には狗(犬)の肉を売ること。》

『春秋時代、斉の霊公は、男装の麗人を好んだ。すると、国中の女性達が男装=男のかっこう、

をするようになった。霊公は、官吏に命じて、一般の女性たちに男装を禁止するオフレを

出した。ところが、男装をした女性が官吏に衣を切り裂かれるという事がしばし、あったにも

にもかかわらず、男装の風潮は一向に収まる気配もなかった。

霊公がその理由を晏子(あんし)に尋ねた、「私は、女子の男装禁じさせ、違反したものの衣服を切り

裂く、とオフレを出したのに如何なるわけであろう?」

晏子曰く、「霊公殿は、宮中で女子に男装をさせる一方で、宮中外では、

これを禁じておられます。」これは、まるで、表に牛の首を掛けておいて中では、馬の肉を売って

いるのと同じでは、ありませんか⁉️どうして、宮中でも男装を禁じられないのですか‼️

禁止なされば、市井でもあえて見習う者は、なくなりましょう。」❗️と進言した。

霊公曰く、「あい わかった。」

結果、間も無く国中で男装をするものは、いなくなった。』

羊頭狗肉とは、表面と内容が一致しない、中身が伴わないとの喩えだった。

職場でも、そう、政治家もそう、今度の選挙も、口の上手い議員たちが喉元過ぎれば

勝手な事をする。じっくり、投票をしなければならない。




合掌、感謝。