こんにちは、祐尚です。私のお気に入りのカピバラさんたち、小さい虫達も
一斉に冬眠に入ります。人も冬眠が出来る身体であれば、面白いと思いました。
人間界は、冬眠が出来ません、しかし、実際に仕事をしている人達の中には、いつも、
心が冬眠の方達も多く存在しています。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
仏教では、元来、一世界に一仏だけしか出現せず、同時にニ仏以上が現れることは、ないと
されていた。しかし、世界を異にすれば同時に多くの仏陀が現れることもあるから
大衆部(原始仏教から部派仏教になると、多くの部派は、現在・過去・未来の三世に渡って
多くの仏陀が出現して法を説くとしたが、大衆部の一派では、釈迦仏が出世する娑婆世界の
他に、十方《四方、四維、上下》に種々の世界があって、それらの世界には、それぞれ同時に
仏陀が現れると主張する様になった。)の現在多仏説は、十万の多数の世界について論じたもので
あって不都合はないことになる。大乗仏教では、大衆部の説をさらに、発展させて、
【三世十方には無数の仏陀が出現する】と説くようになった。
仏教の世界説
一世界には、転輪王も仏陀も一時には一人しか出現しないことは、原始仏教以来の説であった。
この世界を一仏世界といい、娑婆世界は、釈尊の教法が行われる一仏世界である。
ここに裟婆とは、Sahaまたは、Sabhaを音訳したもので、元来は、『集会』の意味がある。
Sahaの言語から『忍土』『堪忍土』とされ、私たちのこの世界は、苦悩が多くして
それを耐え忍ぶべき土地であると解釈されるようなった。
世界については、種々の説が存在する。先ず【一小世界】というのは、世界最高の山とされる
須弥山(しゅみせん)=Sumeru,Meru.を中心として周辺にある
鉄囲山(てっちせん)=Cakravada,Cakkavala輪囲に囲まれている大地を指し、そこには須弥山の
頂上に三十三天(忉利天=とうりてん)、四州の麓に四王天=(四天王してんのう)があり、東に
勝身州(弗婆堤ふっばだい)、南に贍部州(せんぶしゅう)=閻浮堤(えんぶだい)、西に牛貨州
(倶耶尼)、北に倶廬州(くるしゅう)という人間の住む四州があり、地下に地獄、その他、餓鬼・畜生
修羅等らも住し、この単位の世界を【一小世界】という。
転輪聖王や仏陀が支配する世界としては、この【一小世界】を指したものと思われる。
転輪王が統治する四天下とは、人間の四州を指すからである。
しかしして、世界説は、次第に拡大し【一小世界】を千個併せたものを【小千世界】といい、
【小千世界】を千個併せたものを【中千世界】といい、さらに、【中千世界】を千個併せたものを
【三千大世界】といった。つまり【三千大世界】の中には千の三乗にあたる十億の須弥山や
人四州が含まれる事になる。法華経(観音経)妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五)に出てくる
若三千大千国土、とは、この事である。 続く。。。。。。。。。
合掌、感謝。
一斉に冬眠に入ります。人も冬眠が出来る身体であれば、面白いと思いました。
人間界は、冬眠が出来ません、しかし、実際に仕事をしている人達の中には、いつも、
心が冬眠の方達も多く存在しています。
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仏教では、元来、一世界に一仏だけしか出現せず、同時にニ仏以上が現れることは、ないと
されていた。しかし、世界を異にすれば同時に多くの仏陀が現れることもあるから
大衆部(原始仏教から部派仏教になると、多くの部派は、現在・過去・未来の三世に渡って
多くの仏陀が出現して法を説くとしたが、大衆部の一派では、釈迦仏が出世する娑婆世界の
他に、十方《四方、四維、上下》に種々の世界があって、それらの世界には、それぞれ同時に
仏陀が現れると主張する様になった。)の現在多仏説は、十万の多数の世界について論じたもので
あって不都合はないことになる。大乗仏教では、大衆部の説をさらに、発展させて、
【三世十方には無数の仏陀が出現する】と説くようになった。
仏教の世界説
一世界には、転輪王も仏陀も一時には一人しか出現しないことは、原始仏教以来の説であった。
この世界を一仏世界といい、娑婆世界は、釈尊の教法が行われる一仏世界である。
ここに裟婆とは、Sahaまたは、Sabhaを音訳したもので、元来は、『集会』の意味がある。
Sahaの言語から『忍土』『堪忍土』とされ、私たちのこの世界は、苦悩が多くして
それを耐え忍ぶべき土地であると解釈されるようなった。
世界については、種々の説が存在する。先ず【一小世界】というのは、世界最高の山とされる
須弥山(しゅみせん)=Sumeru,Meru.を中心として周辺にある
鉄囲山(てっちせん)=Cakravada,Cakkavala輪囲に囲まれている大地を指し、そこには須弥山の
頂上に三十三天(忉利天=とうりてん)、四州の麓に四王天=(四天王してんのう)があり、東に
勝身州(弗婆堤ふっばだい)、南に贍部州(せんぶしゅう)=閻浮堤(えんぶだい)、西に牛貨州
(倶耶尼)、北に倶廬州(くるしゅう)という人間の住む四州があり、地下に地獄、その他、餓鬼・畜生
修羅等らも住し、この単位の世界を【一小世界】という。
転輪聖王や仏陀が支配する世界としては、この【一小世界】を指したものと思われる。
転輪王が統治する四天下とは、人間の四州を指すからである。
しかしして、世界説は、次第に拡大し【一小世界】を千個併せたものを【小千世界】といい、
【小千世界】を千個併せたものを【中千世界】といい、さらに、【中千世界】を千個併せたものを
【三千大世界】といった。つまり【三千大世界】の中には千の三乗にあたる十億の須弥山や
人四州が含まれる事になる。法華経(観音経)妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五)に出てくる
若三千大千国土、とは、この事である。 続く。。。。。。。。。
合掌、感謝。