こんにちは、祐尚です。昨日、二十日は、暦の上で、大寒。見ただけで寒い。

季節天候も螺旋の如く、行ったり来たりの繰り返しです。まだまだ、寒さが厳しくなります。

風邪など、ひかないように、うがい励行です。


アータヴァカの説話;

『王舎城に、賊の為に苦しめられ、蛇に悩まされ、鬼にいじめられ、ほとほと困り果てた

ひとりの比丘を見た鬼神アータヴァカは、ブッダのもとを訪れ自分は、何とかして悪鬼神を

降伏し、全ての人々から苦しみを取り除きたいので、降伏する呪を授けて欲しいと願った。

ブッダは、「願わくは、この身体を捨てて大力勇猛の神となり、無量無辺の悪賊悪人を懲らしめ

極悪の天魔鬼神を破ってみせよう。若し、この世界の中で、これらの者達の為に狂横している人々

がいるならば、私は、この人々を救って、みんなに安穏与えるだろう。アータヴァカよ、私は、

アータヴァカの願いにより、今、無辺自在の元帥大将と作り、諸々の神の中で最尊最上第一の者と

なろう。この神を元帥鬼神大将アタバクと名付ける。」と言ったという。

梵名アータヴァカ、大元師明王の事。元来は、子供を食い殺す悪鬼=夜叉神であったのが、真言の

大日如来の功徳により善神にへと変じ、国土や衆生護る明王なる。

日本伝来は、小栗栖の常暁(じょうきょう)によって請来された。(儀軌や曼荼羅を持ってくる)

鎮護国家・外敵降伏・必勝祈願・敵国粉砕・国土防衛等を目的として840年(承和七年)

宮中では、古くから大元師明王の秘法(大元師法)が盛んに厳修されてきた(いわば、呪詛をも含む)

軍組織に於ける大元帥、元帥呼び名は、このアータヴァカ大元帥明王からきているという説もあ

る。又、平将門・藤原純友の乱の際にも、この修法が宮中内で行われ、それなりの

効験が期待された。





合掌、感謝。 オン マカキャラヤ ソワカ、、、、、大黒天の真言、、、七遍。



🙏🙏🙏