先日、個人で木曽馬を2頭飼っている人が居るという話を聞き、稲城市という所に行ってきました。

アポなしで持ち主さんのご自宅を訪問しましたが、お会いすることができ、お話しまで聞くことができました。

一番興味深かったお話は、近所のカラスが巣の一番上に馬のタテガミを敷いて使っているそうです。

そのお返しなのか、近隣の農家はカラスから野菜を守るために防鳥網を張るなど、あらゆる手段を講じて対策しなければいけないのに、その持ち主さんの野菜はまったく被害を受けないそうです。


話が変わりますが、以前読んだアイヌ民族最後のクマ撃ちの方の本でも、山でクマを処理した際、人が食べない部分を細かく刻んで木の枝に刺して帰るそうです。

そうするとカラスがそれを食べる。

しかも皆が食べられるようにかなりの数を刺しておくそうです。

そうすることで、山に入っていくとカラスがクマの居場所を教えてくれるようになるそうです。


また別のお話ですが、さいたま市の農家さんの話では、畑を全面ネットで囲っていても、1羽のカラスがネットを口で持ち上げている隙にもう1羽が潜り抜けるという事をするそうです。


弊社の農園でもカラスの被害を受けていて、どうしたら被害を減らせるか研究してきましたが、ここまで賢いのであれば戦ったり防いだりするよりも、共存する方法を考えて行く方が良いように思えてきました。

カラスと上手に共存していける方法がないものでしょうか。



写真は、花さんと娘さんです。




うまと遊ぼう



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