⚫︎救急車で病院へ。⚫︎ | 娘が教えてくれたもの

娘が教えてくれたもの

不育治療の末、3人の子供を授かりました。
3人目が生まれてから口唇口蓋裂・睡眠時無呼吸症候群・てんかん・喘息・発達遅延、、、
色々な疾患が次々と分かりました。
上2人、健常児だったので戸惑う事や、色々な心の葛藤をそのまま残して行きたいと思います。



無事呼吸を取り戻し戻したナナと
付き添いの私は
救急車でナナが生まれた大きな病院へ運ばれた。



結局、医大で一週間後する予定の
口唇裂の手術は延期になり、
ナナの呼吸が止まった原因を探る
検査が色々行われた。




入院期間は3週間にもなった。
完全付き添いだから、
私はずっと病院に泊まりきり。



パパが上の子達の育児をしてくれた。
病院は面会制限かかっていて、
上2人とずっと会えずに、
上2人も心配だったけど、
今は何よりナナが心配だった。












様々な検査で発覚した問題は
⚫︎喉頭軟化症(軽度)
⚫︎閉塞性睡眠時無呼吸症候群(重度)


だった。



後は、入院中に
⚫︎気管支喘息発作
も起きた。



後は、様子見で大丈夫らしいが、
⚫︎おしりの上にもう一つ穴がある
これは、足が動かせてるから
大丈夫らしい。




無呼吸においては、
なんと1時間に43回の低呼吸無呼吸があり、
重症との判定だった。



気がつかなかった。



毎日横で寝ていたのに。






そして、
今回の呼吸停止は、
そのまま亡くなっていたら、
乳幼児突然死症候群と診断されていたと
先生に言われた。





突然死。


すごくすごく怖くなった。

改めて、生きていてくれてありがとう。

本当に本当にありがとう。

ナナ。

生きてくれてさえいれば、それでいい。





あの時、そう思った。
(なのに欲が出てくるのが人間で、
発達が気になったり、病気が気になったり。
でも、根本は変わらないんだと思う。
生きてこそ。だよ。)






結局、退院は、
アンビュー・吸引器・吸入器・聴診器
を病院で買い、
在宅酸素・モニターを持っての退院となった。






これでもう大丈夫。
突然死を防げた。
もう大丈夫。
普通の生活に戻る。
そう思ってた。