あの日の興奮 〜オール読物、文春オンライン「魂の覚醒」より | 寄り道だらけの日々〜いつも心に音楽を〜

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心惹かれる音楽との出会い、日々のことなど
気ままに書いています。
クラシック音楽が大好き。
ピアニスト角野隼斗さんの
垣根を越えた類い稀な自由な音楽性に魅了させられています。




こんにちはー。


今朝は起きたら、


霧が立ち込めて、真っ白でした。


今は晴れ渡って、爽やかなを通りこして、
暑い!


結弦さん?

元気ぃ?

 


ねー、新プロどんなかなぁ?



うんうん、ゆっくり相談してね

楽しみにしてるね♡





今日は、午後から一人、休みなのーー♡

お天気もいいし、

よーーし、

キッチン断捨離する!

で、

いろいろ鍋とか、お皿とか引っ張り出してみたけど、

なかなか進まなくて。


ちょっとだけ、

continue見ようかな?

あ、そうだちょっとだけ平昌も。

そうそう本、オリンピックからこっちどれだけ買ったかな?

………なんて、あれこれ引っ張り出して


オリンピックから、
怒涛のように本が出て、

厳選して買わなきゃ!オトナだし。

もうしまう場所だってないし。

なんて思ってちゃんと選んで買ってたハズ。


さっき並べてみた笑



多い?

みんな同じくらい?

少なくはないよね笑

ちゃんと選んであるんだけど。


ほら、マガジンは山口さんラストで
ハズせないし、


大きいjewels←写真集の方は迷ってたら妹アンジーが買ってくれた金メダル祝いだし笑

小さいjewelsは、結弦さんのインタビューがあるから絶対だし、

報道写真集はなんだか勢いでポチしたし、

大きいアエラと小さいアエラ。
小さいアエラ、間違えて2冊ポチって買っちゃったけど、

ぴょん落ちの美容師さんにプレゼントしたし笑

スポルティーバは

仲良しのjuyuco姉さんにチラ見せしてもらったけど、
やっぱりいいなーって昨日買っちゃった。 


あと、ほかに「夢を生きる」でしょう。

まだ来てないけど、
continueの愛蔵版。

仕方ないよねー。


結弦さんを書いた愛情溢れる文章。

カメラマンさんの人となりも加わって、
結弦さんのかけがえのない瞬間をとらえたお写真達。

結弦さん自身の言葉。
支える方、見守る方の言葉。


盛大に並べておく本棚もないけど、
やっぱりオリンピック関係のは

いろいろとっておきたくて。

あー、ついつい新聞もたくさん!

まだソチの頃の新聞もそのまましまってあるくらいなのに笑

衣装ケース二つ分になっちゃった。


子供には

ちゃお、買うなら、リボン、は我慢しなさい!
とかいちいちウルサイくせに、


結弦さんのこととなると、

自分に大甘なのね♡

いつか結弦さん部屋作って、盛大に飾るんだからね!



本のレビューとか、
ずいぶん書いてなかったけれど


昨日読んだ本が良かったので、

ちょっと書いてみようかな?





本って言っても、

今日はこれ。




オール読物。


宇都宮直子が寄稿されています。


宇都宮さんの文章。
誠実で、飾らない暖かい語りに
今までも、たくさん勇気づけられてきました。

特に昨年、
世界選手権の前に同じくオール読物に書かれたものが、
心に残っています。


そう、記事にも書いたなぁ。→https://ameblo.jp/yuzuotome3098/entry-12260120930.html


オール読物って、毎回買うか悩むけれど、
宇都宮さんの文章が好きでつい、買ってしまいます。



今回は
web記事にもなっていますね。



もう読まれたかな?


 「オリンピック 魂の覚醒」文春オンライン」 
 宇都宮直子
 五輪連覇の偉業を達成したとき、静かで心地よい興奮が会場を包んだ──。
 『羽生結弦が生まれるまで』などの著書があり、日本フィギュアスケート界を
 追い続けてきたノンフィクションライター・宇都宮直子さんが会場で目撃した
 すべて。4月21日発売の「オール讀物」5月号に掲載された記事を再録します。







これからするのは、
ふたつき前の、「興奮」についての話だ。


この始まり、もう冒頭から物語を感じますね。



平昌オリンピックは特別な大会であった。
フィギュアスケートにとっても、
彼にとっても、である。


ああ、本当に!
四年に一度の
結弦さんの言葉を借りれば、
夢に描いていた舞台。


怪我により困難を余儀なくされた結弦さんへの思いが綴られています。

私達が数々の報道で、
繰り返し繰り返し見ざるを得なかった、怪我の瞬間。

それでも、

だけど、私はあまり心配していなかった。
羽生が平昌に間に合わないはずがない。
ずっと、そう思い続けていた。


本当にね、どこか確信があったように今になれば思います。

結弦さんは必ず平昌で金メダルを取ると。

 



そして、その時。


彼は文句なしにすばらしかった。
歓声は、まるで飛泉のようだった。
ざあっという「音」が、大きく、長く聞こえた。
ふたつき前の「興奮」と「熱狂」と記してもよかった。とにかく、それは渦を巻いて記者席にも届いた。





耳の奥にあの日の歓声が蘇ります。


結弦さんを応援していて一番緊張した日。

ショート演技後の文に、

あの日の自分の感情が重なり、
涙が出ました。


ここまで来るのに、彼はどれだけの痛みをこらえただろう。
どれほど苦しんだだろう。
演技後の羽生を見られなかった。ちょっとの間メモも取れなかった。
声を抑えて、私は泣いた。嬉しくて泣いた。
リンクで彼は優しく微笑んでいた。
凛々しく、涼やかだった。
だけど、以前と雰囲気が違っていた。
挑戦を止めない人の、諦めない人の、気概のようなもの。それがさらに磨かれ、新しくなっていた。



あの奇跡より美しいバラード一番。

生涯忘れません。





そして、結弦さんが伝説となるあのフリー。


痛み止めを服用している演技には、見えなかった。
どこもぼやけていない。
魂が覚醒している。
羽生結弦はため息が出るくらい美しかった。




ああ、本当に美しかったですね。
あの時は、
晴明を演じるとかそういうことを超えて、
結弦さんの心そのものが結晶となってキラキラするかののように

結弦さん。

この上もなく、美しかった。





「オリンピックという、僕がいちばん大切にしている大会で、また金メダルを、獲れたのをすごく誇りに思います。」

そう語った、
会見での結弦さんの様子



口調は淡々としているが、ためらいがなかった。プライドを感じる。
静かで心地の良い興奮がその場を支配していた。




物語のエンディング、

いつまでも幸せに暮らしたとさ。
そんなおとぎばなしとは、違うけれど


それ以上に幸せを掴んだ、
ヒーローと、

大きな幸せをもらった彼のファンの物語ですね。


羽生結弦が平昌でチャンピオンになった。
オリンピック二連覇の偉業を成し遂げた。
演技後、彼は雄叫びをあげた。
ファンの投げる、「くまのプーさん」がリンクにどんどん降った。

これが私の知っている、ふたつき前の興奮についての話だ。





あの日の「興奮」と「熱狂」

その後の幸せな結弦さんをとりまく、

静かで心地のよい「興奮」。


結弦さんと私達ファンのオリンピックを思う時、何度も読みたい
名文だと思います。


「ふたつき」「すばらしかった」

普通なら漢字で書くところを
ひらがなで書いていらして、

なんとなく、宇都宮さんの優しい人となりが出ていていいなぁと思います。
お身体を大切になさってほしいです。


お写真は
よりお借りしました。


はー、午後からゆっくりしました。
平昌の試合、延々と録画を再生しながら
キッチンも少しは片付いたよー。
焼きそば作ったらこびりつくフライパン笑とか捨てた!
明日から中3のさつきが修学旅行。
さて、準備しますか。
読んでいただきありがとうございます
かれん

ポチ、よろしくお願いはします♡

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