秋深し隣は、、
なんてつい口ずさんでしまうくらい
秋真っ盛りです。
北陸住まいには
この冬の雪予報が気になり出すこの頃です。
最近、会う人ごとに
今年はまた大雪らしいと言われるので
そろそろタイヤ交換をしなくちゃ、
除雪機メンテナンスしないと、、
そうそう息子のスキーウェアも買い替えないと、、なんてちょっと冬前は気忙しくなります。
とはいえ、秋は
読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋、
そして芸術の秋。
寒くなっていくこんな季節はゆっくりいい音楽を聴きたい気持ちが高まります。
前置きが長くなりました笑
昨夜は雨風吹き荒ぶ荒天でしたが
地元のホールにコンサートに出かけて来ました。
オーケストラアンサンブル金沢魚津公演
2021年11月25日(木)魚津新川文化ホール
指揮 秋山和慶
ヴァイオリン 前橋汀子
ベートーヴェン
「エグモント」序曲 作品84
ハイドン
交響曲 第101番 ニ長調 Hob. Ⅰ-101「時計」
ベートーヴェン
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
オーケストラアンサンブル金沢は
お隣県の金沢拠点ということもあり、
北陸での公演数も多いので
人生で1番たくさん聴いているオーケストラです。今年はこれで4回目。
いつ聴いても
本当に匠サウンド、上手いなぁーと感動します。
今回はウィーン古典派プログラム、
ハイドンとベートーヴェン。
マエストロの指揮はエレガントで美しく、
オケの音も古典派に相応しい華やかで上品な響き。
普段はあまりハイドンは聴かないけれど
今年はこのオーケストラで
ハイドン2回目。
前回7月は井上さんの指揮での交響曲102番。
今回は秋山さんで101番時計。
なんだかご縁があるのでした。
今回はバタバタしてて下調べ不足。
2楽章になった途端、軽やかで馴染みの旋律に
あー、これこれこの曲だった!ってなりました笑。
プログラムの解説に当時の市民が次々発表されるハイドンの新曲をどんなに楽しみにしていたか書いてあったのを読んでいたので、これ始めて聴いたらウキウキするよね〜♫
と当時のファンに気持ちを重ねてみたり。
ハイドンの曲を聴くと、子供の頃音楽室で見たあの肖像画が思い浮かぶのです。
他の作曲家はそんなことないのに、不思議です。
今回のハイライトは
前橋さんのベートーヴェンのコンチェルト。
真っ赤なドレス🌹が薔薇のよう。
一度は生で聴いてみたかった、
大好きな曲で楽しみにしていました。
達人ですね、艶やかな音色。
曲が進むにバイオリンが温まるかのように、冴えわたり、
秋山さん率いるオケとの息もぴったりで、丁寧なリハーサルが想像できます。
カデンツァは圧巻でした✨
けど!私の近くにいらした
カデンツァのど真ん中で、どでかいくしゃみをしたそこのあなた!
もうこっちの心臓が止まりそうでしたよーー。
アンコールはベートーヴェンのロマンス
秋にぴったりのロマンチックさで
暖かい気持ちでいっぱいに終演しました。
平日の夜の地方公演で、
決して多くはない観客に
心を込めた演奏を聴かせていただき
本当に感謝です。
雨風で前が見辛い荒天だっだけれど
頑張って行ってよかったです♫
面白かったのが、
私は平日なので今日は1人で行きましたが、
年配のご夫婦でいらしておられる方が多くて、
心地良さからか、眠られる方もちらほらでした。それが、だいたいご夫婦のどちらかで。
これは、ご夫婦のどちらかが音楽好きで
片方は付き合いで連れて来られた口かしら?なんて想像してみるのでした。
まあうちも、時にはお互いの趣味に付き合います。子供も大きくなってきたし、
留守番ばかり頼むより、一緒に行く方が出かけやすい面もあるかな。
その昔は、夫の好きなカープの試合はもちろん、
プロレスも一度だけ付き合って行きましたー、あまりに慣れない雰囲気に落ち着かなかったけれど笑
やっぱり私は美しい音楽が好き💕
かれん