反田恭平プロデュース Japan National Orchestra2022 | 寄り道だらけの日々〜いつも心に音楽を〜

寄り道だらけの日々〜いつも心に音楽を〜

心惹かれる音楽との出会い、日々のことなど
気ままに書いています。
クラシック音楽が大好き。
ピアニスト角野隼斗さんの
垣根を越えた類い稀な自由な音楽性に魅了させられています。

こんばんは。
娘の受験やら何やらで
長らくブログをおやすみしていましたが、
受験も終わって、
おやすみしている間にも音楽会にもいくつか行ったりしたので、思い出しつつ
少しづつ書いてみたいと思います。

まずは、つい先日、
17日、富山オーバードホールでの
反田恭平プロデュース Japan National Orchestra2022ツアー公演に
行って来ました。
公演を心待ちにしていた方々で、2000人のホールが満席でした。

プログラムは
メンデルスゾーン    
ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ヴァイオリン:岡本誠司 指揮:反田恭平

ショパン
ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11
指揮・ピアノ:反田恭平

前半はとにかく岡本さんのヴァイオリンの響きが素晴らしくて、
細い金糸がどこまでも伸びていくよう、、、、。
絹のような音を耳に全神経を集中させて聴く楽しみを存分に味わいました。

アコースティックな繊細な響きを
集中して感じとるのは、生演奏の醍醐味ですね。
ソリストを支えるオケの音がこれまた繊細で寄り添うようでいて、極上のバランス。
大編成ではないからこその魅力に溢れていました。
そして、反田さんの指揮者っぷりも堂々として、
オケとの信頼関係が見て取れるようでした。

前半のソリストアンコールは
公演毎に違うそうです。

今回はチャイコフスキーの弦楽四重奏より
第二楽章、アンダンテカンタービレ

祈りのような美しい美しいチャイコフスキーの音楽に、さまざまなことが去来し、胸が一杯になりました。




後半は反田さんの弾き振りによる
ショパンのピアノコンチェルト1番!
ショパンコンクールの演奏を聴いて以来、
ぜひ聴いてみたかった願いが叶いました。

ふくよかで暖かい音の反田さんの音色が
ショパンの美しい音楽にぴったり。
ダイナミックであり、なおかつ繊細なタッチに聴き惚れました。
弾き振りならではの、反田さんワールドに会場は鳴り止まない拍手。




アンコールは、新幹線にすぐ乗らなきゃなので!と短い曲をということで、
ショパン「エチュードOP.10-8」を。
ご挨拶の後、まだ少し時間があるなとかで、
ショパンコンクールで聴いて以来
聴きたかった曲「ラルゴ」を弾いてくださり、
感激で胸が一杯に。

終演後、駅で新幹線の改札に急ぎ足で行くオケの方々を見かけました。
終演まもなくホールを出て、
駅に行ったら9時過ぎでしたが、おそらく9時21分の新幹線で帰られるのだと、、、なんと超ギリギリじゃないですか!
ホールからすぐの駅ならではですね。

そうそう反田さんが実は2017年ごろ富山市に一年住んでいらしたと伺い、急に親戚気分になりましたよ笑。
のどぐろの味を覚えたそうです笑

本日親発売だと言うの新ツアーグッズ、トートバッグをお土産に買い、大満足のコンサートになりました。



オマケ

今回は夫と行きました。
「どうだった?」と聞いたところ、
「弾き振りだとピアニスト、待ち時間退屈しないでいいな」
ちょっと、そこなのーー!?
でした笑。






音楽って本当にいいものですね💕


                  かれん