「業界標準をつくる」
いつも発信している言葉です。
今日はそのつくりかたについて。
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「モノでは差別化できない時代」
価格やスペックでの競争には限界がある。
インターネットで価格やスペックが簡単に比べることができる。
だから
「モノではなく、体験を売る」
釣り業界は、モノを通じた体験を想像させるブランディングがうまい。
例えば、プロアングラーを使ってのプロモーション。
ユーザーは釣りたい魚がこれを使えば釣れるイメージ、体験をリアルに感じる。
展示会、メディア、SNSやウェブサイト、営業スタッフの説明まで全て連動している。
そしてコアなファンはそのメーカーさんの想いに共感している。
——
その中で私たちが釣り業界に
「業界標準をつくった」ものがある。
それは以下写真
業界のトップブランドD社、S社をはじめ釣り業界でのシェアをもつ私たちの※「凄いブース」(モバイルブース)です。
※誰でも簡単に組み立てができ、小さく折り畳め、持ち運びが楽々、何度でも使いまわせる。ゴミも出ない。
——
これらを業界内にひろめていった経緯に気づきがある。
冒頭に
「モノでは差別化できない時代」
価格やスペックでの競争には限界がある。
インターネットで価格やスペックが簡単に比べることができるから。
だから
「モノではなく体験を売る」
と書きました。
—本日のテーマは「業界標準をつくる。それをどうやるのか?」
その一部要素を書きます。
上記展示会において
私たちにとっての
モノは〝ブース〟です。
コトは〝展示会の成功〟です。
いかに展示会の成功を想像して頂くか。
モノでは差別化できない時代
価値(コト)を売る。
「ブースではなく、
展示会の成功を売る」
と決めた。
同時に
受託からメーカー型に切り替えた。
(詳しくはnote別記事で書いてます)
お客様に僕が行ったのは
——
なぜ私たちが凄いブースをつくったのか。
なぜ私たちが凄いブースを使っていただきたいのか。
なぜ凄いブースである必要があるのか。
私たちの想いや世界感を情熱と共にストーリーをもって伝える。
(つくっては壊しつくっては壊し、しかもマーケティング要素がないブースとかアホちゃうという思いが裏側にあります。業界の標準を変えたい、自分たちで業界をつくる想いが常に裏側にあります。)
価格やスペックは最後
欲しいと思わせるまで言わない。
(これ大事)
時は遡り
「業界標準をつくる」ために
スケールする
利益を出す仕組みに
するために
しいては「感動価値創造」を実現するために、
私たちがやったことは
「イメージを形にします」の受託型をやめ
「メーカーになったこと」
受託型のモデルでは、予算内で1番いいモノがつくれるところが選ばれる。
つまり
価格と仕様が競争軸となる。
メーカーになり、それをブランディングしていき、それを売るに変えた。
結果
誰がつくったかわからない展示会ブースが、(業界内で)誰が見てもわかる株式会社ゼンシンの「凄いブース」が立ち並んでいる世界ができた。
そのブースを使っている出展者さんにどこのブースと聞けば「ゼンシンさんの凄いブース」という口コミがうまれ、次々と業界内に拡がり、そのシェア率に応じてさらに拡がっていくという連鎖が生まれた。
受託型からメーカー型に変えるとき
できるわけない
いつもでる周りの声
しかし
「やればできる」
気がつけばいつも想い描いた世界ができている。
逆に
人はできないことはリアルに想い描くことができないのかもしれない。
さらに逆にいうと
リアルに想い描けるものは現実になる。
今、グランピングの世界でシェア取りをしている。
ミッション、ビジョン、バリュー、大枠のコンセプト、ビジネスモデル、戦略
そしてグランピングの話にはいり
この事業をはじめたきっかけ、
グランピングを通じた地方創生について
なぜ地方創生ができるのか。
次に
グランピングの成功プロデュースについて(FC含め)
実績やイケてるチームメンバー紹介や開発ストーリーを挟み信頼を得ながら、プレゼン蓋然性を高め
この頃にはなぜ私たちに任せるのか?の理由がお客様の中でできている中で
→パッケージモデル
→モノ
→価格や仕様は最後。
この順番が大きな違いを生む。
なぜかは、長くなるのでまた今度で。
↓詳しく知りたい方は
これは夜中の通販番組だけではなく、ベンチャー企業が投資家に出資をしてもらうなどの原理原則のやり方でもある。
過去の展示会において
説明の頻度をたくさんとり
やってみせて
やらせてみせて
を徹底してやったことを思い出した。
そして今回の記事を書くに至った。
グランピングの世界でシェアをとります!
「人生想った通りしかならない」前田雄一
—-補足——
綺麗な写真が撮れる高性能のカメラ。
あなたなら、この一眼レフカメラをどうやって売りますか?
「◯万画素なので、ものすごく綺麗な写真が撮れます!」
「望遠レンズがついているので、遠くの景色も鮮明に撮影できます!」
「一眼レフの中では最軽量なので、どこでも気軽に持ち運べます!」など、ざっとこんな感じでしょうか。
こんな風に売ってみてはどうでしょう?
「お子さんが生まれたら、毎年1枚、良いカメラで写真を撮って、それを新聞の大きさに伸ばしてください。
すると、成人の日までに20枚の大きな写真が揃いますよ。それをお子さんにプレゼントするんです。
最高の贈り物になると思いませんか?それが出来るのが、良いカメラなんです。
皆さん、スマートフォンで撮りますね。でも、誰もプリントしない。
それでは感動は生み出せませんよ。
⤴︎実はジャパネットタカタの高田氏の記事の切り出しです。
高田氏は「モノをモノとして売ろうとしてもなかなか売れません。
『その商品をどんな風に使えば、生活がどのように楽しくなるのか、豊かになるのか』
『この商品によって生活はどう変わるか』といったことが具体的に表現できた時、商品は売れていくのです」と仰っています。
ついつい、商品を売ろうと思うと、商品の良さばかりを伝えてしまいますが、高田氏は商品を売るとき、絶対に「商品」を主役にしなかったそうです。
その商品を使う「お客さん」を常に主役にして、そして商品の性能のアピールをするよりも前に、その商品がお客さんの生活をどんな風に変えるのか?
を伝えることに集中してきたそうです。
さっき見つけた⤴︎
そして手前味噌ながら
「おなじやんっ」って心の中で呟きました(笑