H神社にて |  ZEPHYR

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― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

一昨日、自宅で仕事をしていました。

依頼のメール鑑定を。

そのときにふいに頭の中に、近隣にあるH神社のことが思い浮かびました。

なんの脈絡もなく(なぜ?あせる

H神社は中学のときに通学路沿いにあったので、時折お参りする神社でした。

私にとってはパワースポットでもあります。


仕事中に、ふう~っとその神社の光景が。

「ありゃ、呼ばれてる?」

ような気がしました。
私は単純な人間なので、思い込みに過ぎないかも知れませんが、H神社に行こうと決めました。

夕方から出かける用事があったので、30分ほど前倒しで出かけました。

H神社はいつもと同じように、ひっそりとしていました。

この神社のご祭神は、古事記や日本書紀を読んでも、そんなに華々しく登場する神様ではありません。

ところがよくよく調べてみると、お伊勢様の別名の女神様も含まれ、たぶんなのですが、丹後にある元伊勢とも関係があるように思われます。

たぶん元伊勢の外宮と内宮がコンパクトに合わさったような神社ではないかと。


私はかなり変わった子供で、中学の頃から神話や伝説が大好きで、自分で行ける範囲の神社巡りなどしていましたが、とくにこのH神社とその末社であるスサノオ神社には心惹かれていました。

その謎が、大人になってから解けた気がしたものです。


H神社にお参りし、今願うことといったら決まっているようなものですよね。

「日本の大地が早く静穏になりますように」

「原発の事故が早く解決しますように」

この二つ。

そして末社のスサノオ神社にも足を運びました。

一本の川を挟んで、並ぶH神社とスサノオ神社。

それは神話の中で、天の安川をはさんで対峙する天照大神とスサノオを想起させます。

スサノオ神社でも同じ祈願を。

川の流れ。
風のそよぎ。

願い、届け。