黒くてなが~い、あれなんだ? |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今朝は涼しい風が吹いていました。

早朝からリブラ様に起こされ、

「出して~」とせがむので、リブラを好きなベランダに出してやっていました。

朝食を終え、娘と奥さんがお仕事に。

「いってらっしゃ~い。さあ、じゃ、今日のお仕事だ」

とデスクに向かっていると。

なんだか、今日はやたらとツバメがたくさん空を舞っている。
(我が家のツバメの巣では、今、雛たちが親たちから餌をもらって成長中)

「ツバメの写真でも撮れないかな~」
と、スマホをもってベランダに出ていくと、ちょうどそのとき!

隅で座っていたリブラがダッシュ!


ベランダの手すりに飛び上がり、

「フニャ、カ、カ、カ」

と何かに向かって歯を鳴らしている。


なんだ?

なんとその家の壁には、黒いて長い胴体が。

そしてリブラと顔を見合わせている。

蛇! し、しかもでかい!

ぎょへー!!

「や、や、やめてー!! リブラ、やめなさい!」


毒を持った蛇ではありません。

このへんでは「ネズミ取り」と俗に呼ばれているやつで、たぶん一般的にはカラス蛇というやつ。
成長するとかなり大きくなり、リブラを向き合っているそいつも、一メートルは優に超えている……


私が制止して気がそがれたのか、それともビビッたのか。

リブラが戻ってきたところをつかまえ、リブラは部屋の中に。


さて、それからどうしたものか…。

正直、蛇は苦手です(゚_゚i)

ぬるーっとした動きでベランダの手すりのあたりにいるそいつを、いかに地面に落とすか……。

私は一度下に降りて、杖のような棒を取ってきました。

戻ったときには、その蛇は、なんと。

ちょうどその家の角あたりにBSアンテナが設置されているんですが、そのアンテナを家の壁に固定している金具の隙間に、ぐにょ~~~~っともぐりこんでいるところ。

胴体は折り重なるようになって、金具の中にすっぽりと。
尻尾がぴろぴろ上のほうから出ているだけ。

棒で金具を外から叩いたり、覗いている胴体の一部をつついたりしても、いっこうに動く気配もなく。

「まずいな、このまま居すわられたら、おちおち安心して仕事もできんし、リブラをベランダに出してやれない」

私の母曰く。
「蛇は線香の煙を嫌がる」

というので、仏壇から線香を束にして火をつけて持っていき、蛇の下あたりでくゆらせました。

それが効いたのかどうか。

やがて顔を覗かせ、BSアンテナの先のほうへにょろ~~っと出てきました。

「もう少し出ろ。そしたら棒で落とせるかも。いや、そのまんま、ぽてっと下に落ちて。お願いだから」

という祈りもむなしく、蛇はアンテナの先には行き場所がないと判断したのか、ベランダのほうへ顔を向け、入ってこようと……

だめだ、こりゃ。

私は腹をくくって、棒で蛇の胴体をひっかけ、ずるずるっと引っ張り出しました。

「もうひと息!」

ついに蛇は、下界へ降下してゆきました。

どうも近くの草むらへ逃げ込んだ模様。


(*´Д`)=з
朝から、どっと疲れました(←背中が汗でびっしょりになった人)。


実は先日から、やたらと蛇を目撃。

山の中ですから、今の季節、当たり前ですが。

一度目は娘が車を止めている車庫の壁を這っていました(これも無毒の小さめの蛇)。

昨日は金板をめくったら、そこに同じタイプのやつが。

そして今朝、でっかいカラス蛇。


今は安心してリブラはベランダでごろ寝をしているが……はたしてバトルになったら、どうなっていたか?

たぶんリブラ、逃げ出したろうな……(気の強いわりに、ビビりちゃん)。



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