7/8の新月 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

今日は七夕。
そして明日は新月。

岡山の空は今のところ晴れ。

このまま夜になって、きれいな天の川が見られるとよいのですが。



今度の新月は蟹座で生じます。

7月のタロットは、12星座全体に家族に関連したカードが多かったのですが、それと関連しているのでしょう。
蟹座は母性や家庭ということにかなりかかわりのある星座です。

しかも今回の新月図の中では、brithということがなんとなく感じられます。

子供の誕生というストレートなものが生じる人もいるでしょうが、全体としてこれは新しい流れの始まりや、芽の発生ということにかかわるのではないでしょうか。


この誕生には無垢なものが感じられます。
もちろんここまでの経緯も関係がないわけではなく、ひっくり返されたこと、変わってしまったこと。
こういったものを受けての誕生ですから、本当の意味でまっさらではありません。

けれど、人の心根の中では、まっさらにやり直すということはあり得ます。
いろんなものが芽生えてくる。
個人の中にも、世の中にも。

大切なのはやはりほかの人とのつながりでしょう。

木星・土星・海王星のグランド・トラインが水のエレメントで生じていることもありますが、「人の情」というものが非常に強調された新月に見えます。

理屈よりも、人の心に共感するということが大事になってきそうです。

日本では参院選もこのサイクルの中で起きますが、次の満月の状態まで考慮すると、予測できることもあるのですが、政党がどうのこうのについてはここは沈黙を守ります。

しかし、選挙もこの状態で行われるのですから、ちゃんとした政策論みたいなものが勝った選挙ではなく、雰囲気や感覚が優先したものに傾きそうな気配。
人の共感を多く得ることが有利に働きそうですが、理屈でないというところが一番のポイントでしょう。

新しい芽が吹いてくるというのも、こうした流れの先にあるものとして考えたら、良い側面もあるでしょう。
たとえば前回の満月以降の騒乱的なものが強く出たエジプト。
ここでも芽吹くということが、当然あっていいはずです。
早く安定した状態にならないと、国民の生活が大変なことになるでしょうし。


この新月期に、何かを始める、始める以前の動機を抱く。
これはありだと思います。

私も有効に活用して行きたいと思っています。


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