ゼロの介護職奮闘記

あれから、公私ともに忙しく、余裕がなくなってしまい、ブログ更新も５ヶ月ぶりとなってしまいました・・・

ですが、やっと少し落ち着いてきて、気持ちにも少しのゆとりができてきたので、これからまた少しずつブログの更新をしていきたいと思っています

まずは、近況報告から

あれから、ホント色々なことがあって、大変だったのですが、私生活では、本当に残念なことに、以前ブログで話していた彼女と別れることとなってしまいました・・・

結婚の話までしていて、お互いの両親にも会っていて、もう当然結婚して幸せになるんだと思い込んでしまっていただけに、ショックが大きくて、落ち込んでいました・・・

しかも、その相手は、職場内

しかも、直属の上司の女性なので、毎日のように職場で会って、業務によって、３人や、２人きりでやらなきゃいけない場面もあり、まさに、「生き地獄」で、忘れようにも忘れられず、言葉通り、身も心もボロボロの状態でいました・・・

でも、相談に乗ってくれた職場の先輩の存在もあって、少しずつ気持ちが切り替えられてきています

正直、まだまだ気持ちが不安定で、職場で彼女の声を聞いたり、顔を見たりした時に、すごく辛くなってしまう時もありますが、相手の幸せを想えば、なにより、自分の幸せの為に、早く完全に気持ちを切り替えて、仕事を一人前になって、好きな人や彼女を作れるように頑張ります

そんな訳で、今後ともゼロブログをよろしくお願いします

少し前に、入所された利用者さんで、なんとなくお顔立ちが、日本人とは少し違った雰囲気の女性の方がいました

なので、よくよく話をしてみると、その方、実は韓国の方のようなんです

でも、日本での暮らしが長かったようで、日本語にまったく違和感がなかったので気が付きませんでした

なので、韓国語がペラペラ？のようなんです

まぁ、多少忘れているみたいですが・・・

一時期、韓国映画に大ハマりしていた時期があったので、その方とのコミュニケーションも兼ねて、韓国語をちょこっと覚えて話しかけてみました

すると、

「年上の人には、敬語の言い方で話さなきゃダメよ～」

とか

「も～ぉ下手くそな発音なんだから～ぁ」

と、非常に手厳しいご指導ｗを頂きながらも、本場の韓国語の発音を学べました

なので、調子に乗って、今後の目標として、その利用者さんを韓国語の先生として、韓国語を覚えてみようなんて、やや本気で考えています

そこを覚える前に、仕事の方を覚えることに集中しろって感じではありますが・・・

まぁ、でもその利用者さんとのコミュニケーションも深められるし、韓国語も覚えられるし、いいことだらけなので、しばらくその先生に韓国語を習おうと思っています

最近、トイレ介助の時に、ある女性の利用者さんから、本音を聞いてしまいました

その方、俺がトイレ介助をすると、いつも決まって

「お兄ちゃんは、親切で優しいね～」

と毎回言ってくれていました

確かに、丁寧に心を込めて接するようには、普段から心がけてはいますが、特に特別なことをしているつもりはなかったので、単に「介助してもらっている感謝の気持ち」を伝えてくれているだけなのかなと思っていました

しかし、この前の介助時に、ポロっと本音をもらしてくれました

その方が言うには

「お兄さんは優しくやってくれるから嬉しいよでも、女の人の中には、怖い人がいて怒る人もいるんだよ怖くて、出るもんも引っ込んじゃうんだよ～」

って言っていました

これは、すごく悲しいことだと思います

もしかしたら、その女性のワーカーさんは、そんなつもりはなく、普通に接しているのかもしれません

でも、職員同士に対しても、口調が荒かったり、言い方や態度がきつい人がいます

確かに、忙しいのは分かります

疲れるのも分かります

イライラしてしまう時があるのも分かります

でも、それを利用者さんの前で出したり、ましてや利用者さんに当たるなんてのは、もってのほかだと思います

俺は、長年接客業をしてきているので、どんなことがあっても、相手の前で、私情を表に出して悪い態度を取ったりしないように、常に意識的に心がけています

介護職は、利用者さんあっての仕事です

ホテルマンのようにしろとは言いませんが、せめて相手をいたわれる「ホスピタリティ」の精神を少しは知っておいてもらいたいと思ってしまいます

いずれにしても、俺は俺で、周りの悪い習慣には目をくれず、良い物だけを吸収していきながら、自分の介護に対する信念を持ち続けていきたいと強く感じました

以前、職場での人間関係の悩みをブログに書いたりもしましたが、徐々に職場にも慣れてきて、最近、自分の「在り方」や「居場所」が分かってきたように感じています

最近、夜勤をやり出して、夜勤は、３人だけなので、一緒になるメンバーによって、雰囲気がまったく変わってきます

このうち、２人が仲が良くて、２人だけの会話で盛り上がっているような日は、なかなか新人の俺が会話に入ることができず、気まずい感じがありました・・・

そんな中、この前の夜勤は、チーフと若い男性職員との３人で、この日は、みんなで言っていたのですが、「今日は、とてもやりやすくて、いい雰囲気で仕事ができたいい日だったね」とのことでした

確かに、今までの夜勤と比べて、特に指示を出し合ったり、注意し合ったりしなくても、ちゃんとそれぞれが分担して仕事にあたって、スムーズに仕事が進めらていて、会話も３人で楽しくできていました

やっぱり仕事は、楽しくやらないとって、改めて感じた良い一日でした

そうした中で、職場での自分の「居場所」というか、「存在キャラ」が分かった気がしました

若い男性の職員さんとは、ゲームやパソコンの話で盛り上がることができて、他の男性職員さんの何人かの人もパソコン関係に詳しく、その会話で気軽に話せる間柄が築けてきました

そして、「介護通信」をワードで作ってきたり、パソコンの話などから、どうやら「パソコンに詳しいＩＴボーイ」というようなキャラになってきているようです

なので、仕事上でも今後、「ワード」「エクセル」などでも頼ってきてもらえたりなので、これはこれで職場内での存在価値ができたと感じています

そして、その日の夜勤の最後に

「夜勤中に、ゆっくりゼロくんと話してみて、イメージ通りのいい子だったよ～」

と言ってもらえました

確かに、俺は、大人数の会話は苦手で、なかなか会話に入っていけなくなっちゃったり、冗談を言っておちゃらけてみたりとかができない性格です

でも、その代わり、「真面目ないい子」であったり、「しっかりしてる」や、「ほんわかしたおっとりした雰囲気」や「ちょっと天然」なんかのプラスのイメージを持ってもらえてきていて、１対１や、少人数なら普通に話せることも分かってもらえてきたので、無理をせず、これが「自分の持ち味」であり、「個性」だと思って、別にこのままでもいいのかなって、少し気持ちが楽になれてきました

でも、後から入ってきた３０代の介護経験者の女性は、後から入ってきたのに、俺よりも休憩中に、気兼ねなくみんなの会話に入っていけているので、見習いたいなって感じています

普通なら、「ここで新人が話に割って入れないだろう・・・」って場面でも、ぐいぐい会話に割って入っていって、それが、不思議と会話に入っていけてるので、それもきっと、その彼女の「持ち味」や「個性」なのかなぁって思いました

例え新人であっても、時には、「ずうずうしさ」や「ずぶとさ」も必要なのかなって、その女性を見て感じています

人間関係って、考え出すとほんと難しいですねぇ