【ワンランク上の優しさを】 | ZION FOOTBALL CLUB 公式ブログ

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こんにちわ!引き続き林です☆
昨日のブログ【勘違い】を書いたあと、数名の保護者から、メールや電話で問い合わせがありました。良い話が聞けてとても嬉しかったです☆

今日は、【ワンランク上の優しさを】という題名を付けさせて頂きました。
これは選手よりも保護者•指導者に理解して頂きたい内容です。お付き合い下さい☆

先日、スクール中に靴紐がほどけてしまっている個(子)がいました。
その個は靴紐が自分では結べない個でした。
僕はその個がどういう行動をするのか、そっと観察していました。
すると、他の保護者の方が『こっちにおいで』と、その個を呼び、靴紐を結んであげました。その個は結んでくれた保護者に『ありがとうございます』と言って練習に戻りました。

一見人と人の優しさに包まれた、素晴らしい空間に見えます。ですが、僕は少し違和感がありました。

何故かというと、僕はその個がどういう行動をするのか、そっと観察するのと同時に”待って”いました。

『自分で結ぶのか』
『結べないからコーチ(僕)に頼みに来るか』
『親に頼むか』
『そのままプレーし続けて、こちらが(親/コーチ)が声をかけてくれるのを待つのか』

どうするのかな?と見ていたら、考える間も無く大人が手を差し出しました。
もしかしたらあと5秒待てば、その個が自分で考え•”判断”していたかもしれない、その5秒の積み重ねがその個にとっては最も大切なのではないかな?と常々思います。

『子供はいつか大人になり、自分でいいか悪いかを”判断”しなくちゃいけない』
僕の好きな歌の冒頭に出てくる歌詞?メッセージですが、まさにその通り!!

だから子供時代は”判断”を繰り返し行う練習環境を大人が作ってあげないといけません。

大人がすぐに手を差し出すのではなく、子供の考える時間•判断を待ってから、手を差し出してあげるのが、『ワンランク上の優しさ』なのではないかな?と思います。
(もちろん、年齢によって手を差し出すタイミングが違う事は大前提です)

今の子は、よく自分で物事が決められない•自発的に行動出来ない。と巷で言われていますが、それは大人が考えて、判断していないから。もっと大人が考えて、待って、判断させればよい。間違えたら教えてあげればよいと思います。

ZIONの個達はサッカーの技術練習はもちろん、サッカーを通じて判断の練習を沢山行います!保護者もみんなで広い心で個達に考える時間を与え、判断させましょう!

26歳が生意気言ってすみません!ただ、このご時世、大人が手を差し出し過ぎです。もっと子供って凄いんだ!というところを、理解して頂ければと思います。

子と個の違いはわかりましたか?

ZIONは”個”を育てます!

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