沈む。 | Let it be

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こんにちは
Zippoです。
沈み過ぎて公開して良いものか、
でもそういう事も公開しなければ
このブログの意味はないので公開記事に。

始めにいつものように絵文字も
敬語も使っておりません
そしてとっても暗すぎる記事なので
そういうのが苦手な方は
スルーしてください。

珍しくこんな時間に更新。
何故か。


今日は不本意なお休みになっているからです。

というのも寝起きでベッドから立ち上がろうとして
足に力が入らず
膝についた手が滑ってしまい
そのままベッドから落ち
膝を強打。

自宅での転倒は久しぶりでした。

仕方ないと思いつつ
とりあえずいつものように上半身を
起こそうと肘を床につくも
力が入らず起き上がれない。
腕に力が入らない。

格闘する事30分。
いつもならもう家を出る時間。
焦りと、思い通りにいかない悔しさで
沈む。
相当沈む。

「くそったれ」という思い。
「こんな身体じゃなかったら...なんで自分だけ」という思い。
「なんだよ顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーって!」
「なんだよ筋肉の障害って!!1番必要なもんが障害って!!」

その思いは止まらなくなる。


とりあえず、もう確実に間に合わないと踏んで
ベッドに置いておいたスマホを
寝転んだまま取って
電話しても泣いてしまうと思ったし
オーナーも今週から県外なので忙しいだろうと
その旨を書いて転倒した事、まだ立ち上がれていないこと、転倒後は
筋力を使い果してしまうので
今日遅れて仕事場に行けても
迷惑をかけてしまうので欠勤にして欲しい旨を
LINEでオーナーに送信。



LINEなら返事がなくても既読になれば
見てるって事なので、仕事場にも連絡は行くはず。

やっぱり、すぐには見れなかったようで
Zippoはなんとかその間に上半身を起こす事に
成功。

左肘で支えて起きようとするけど
上手く行かずに、肘が絨毯に擦られるから
肘の皮が剥けてヒリヒリ。
左膝も強打したから痛い。

そこからベッドを支えにベッドに這い上がろうと
するものの、案の定、足にも力は入らない。

昨日の夜からまた気温がぐんと下がってきて
エアコンもついてはいたけれど
床は思ったよりも冷えていて
更に思うようにならない。

そこからオーナーからLINEがきて
オーナーも電話出来る状態ではないので
仕事場の人に電話させるからと

Zippoはその間にベッドへ這い上がる事に集中
何回やっても無理で、もう気持ちが挫けまくって
半泣き状態。


ようやく上半身をベッドに上げる事に成功して
あとは足で床を蹴って
全身をベッドへ。

もう何もする気は失せてしまったところへ
仕事場の人から電話。

泣かないように
返事は短く、でも欠勤する事で迷惑をかける事への謝罪だけはキッチリ
どうにか泣かずに言って電話を切りました。

いくら理解をされていても
こういう風に欠勤する事は
とても悔しくなる。
悔しいどころではないけれど
Zippoの表現ではそれしか出てこない。


命があるだけ幸せ
確かにそうかもしれない。

まだまだ歩けるだけ幸せ
もっと苦しんでる人だっている。
確かにそうかもしれない。

でも、Zippoの苦しみはZippoにか分からない。
他の障害や病気に苦しむ人も
その苦しみはその人にしか分からない。

どんな障害であってもそうだと思うのです。

同じ障害であっても、症状は1人1人
きっと違うと思う。

1人1人精神的に強かったり弱かったりもする。

誰かにとっては大丈夫でも
誰かにとっては大丈夫ではない。

小さい頃、母親に言われた
「あんたならきっと乗り越えられると思って
障害を持ってこの世に命をくれたんだよ」

うん。
おかん。
乗り越えられてないよ。
乗り越えられるわけがないよ。
もし神がいてそんな風に命を授けてくれたんなら良い迷惑だよ。

どんどんどんどん、思うように行かなくなって
小さい頃から周りがZippoには出来ない事を
楽しそうにやってて
大人になってもっと諦める事が沢山ある。
それを目の当たりにしながら。

大好きで大切な人が出来たって、
2人でいけるところも制限されて
歩幅を合わせてもらって、
我慢してもらわなきゃならない。

1人でいた方が誰も不幸にしない。

「普通」だったら。


何が「普通」かなんて分からないけれど。

少数派ではなく
「一般的」な。
「平凡」な。


そんな言葉が羨ましくなる。


とは言え、いつまでも沈んでいるわけにはいかない。
苦しかろうが、悔しかろうが、
悲しかろうが、時間は進む、
明日はやってくる。

でも今日は沈む。


こんな事が起き続けて
Zippoの性格は本当にひねくれて、
卑屈でネガティヴです。

それでも、
そんなZippoの記事を見つけて頂いた方
メッセージやコメントで仲良くして下さるかた
そしてこっそり更新を見てくださっている方々に
感謝しています。