少し古い記事ではあるんだけど、

VeriSign Goes Shopping

このうち注目の箇所は↓の2つの記述。

it was approached by a major wireless carrier looking for a wireless content subscription service. The carrier knew wireless would be a strong differentiator, but lacked the time or resources to deal with content providers, technology solutions, integration, and billing.

scanning the world market and identifying more than 120 companies to possibly fit the bill. VeriSign had strict criteria. The solution had to be highly scalable, end to end (including publisher and carrier relationships), and offer billing capabilities.

携帯CPが世界的な規模でサービスを展開するにあたって、どういう要素を兼ね備えていなければならないかが窺える。
また、携帯キャリアと携帯CP、コンテンツホルダーの3者の関わり方を考える意味でも大変興味深いものですた。


これに関連した記事としては他に、

AUの公式オークションの意義

携帯キャリア自体がポータルを運営する、コンテンツを供給する、ということが
本当に消費者を利するものなのか、携帯コンテンツ市場の一層の拡大に役立つものなのか、更なる検証が必要でしょう。
アチキは引用したブログの筆者さんと同じく、AUの動きには批判的な立場です。

これらに関連してさらに暴走してしまうと、

「着うた」参入妨害の疑い、公取委が大手レコード会社に立ち入り


着うたサービス市場(さらには音楽配信サービス)を今後拡大させかつ消費者オリエンテッドなものとするには、
大手レコード会社を出資先に持つCPもしくは人脈などで既得権を有するCPしか参入できないという現状は一刻も早く改められるべきでしょう。

そうなればダウンロード料金もアメリカ並みに下がって、もっと普及し始めるでしょう?
オリコンの株価も暴落するでしょう?

日本エンターの手掛けるにせもんサービスもなくなるでしょう?

携帯キャリア、大手レコード会社は利用者側にもっと立ちましょう。
Iモード開始のころの状況を思い出そう。