danamon


とりあえず久しぶりのアジア株コーナー♪

Bank Danamon Tbk (BDMN.JK)

今日ご紹介するのはインドネシアの大手銀行の1つ、バンク・ダナモンです。

それってどんなもん?まああせらずに読んで揉んでモンダミン。

このブログでも書いたと思うのですが、アチキは親の仕事の都合でちっちゃな頃よりあちらに長くおりまして、今でも心は南海アジアンキャンディーズなわけです。ミーゴレン・ナシゴレンは今でも日常食であります。

銀行株といえば日本ではみずほがおよそ10倍に化けたとか話題になってますが、(アメリカだったらシティが昔同じような株価推移になりましたね)つぶれかけた大手銀行を国が守るって明らかな意思表示をした時が絶好の投資タイミングだったりするんですね。
でもこれからはどうでしょう?本来あるべき株価水準にまで戻ってきたらあとはその国のGDPの伸び同様ゆるやかな推移となるのではないでしょうか?(よっぽどフィービジネスを伸ばさない限りは)

そこで成長著しい中国や東南アジアの銀行はどうよ?って話になるわけです。
ただこれがけっこうキョワイキョワイのですよ。(中国は言うに及ばずですが)
銘柄をきちんと吟味しないと大変なことになります。
確実に死ねますw
インドネシアなんて10年ほど前のアジア経済危機一つで上場している銀行のほとんどが国の管理下におかれるはめになった国ですから。(旧株主の株式価値はほぼアボーンしますた。)
(民間の大手銀行はほとんどが旧スハルト政権下で力をつけた華僑系財閥の所有するものでした。当然というべきかその銀行は財閥グループの機関銀行と化しており資金調達源になってました。そのため経済危機によって財閥の各主要企業が苦境に陥るとたちどころに各銀行は破綻を余儀なくされることになります。たしか預金の半分以上がグループ内向け融資に使われていたと記憶しています。もちろんそれを規制する法律自体は存在していたのですけどねw)
ただ今の中国や少し前の日本のように体制側がそれを保護・隠蔽する能力すらもなかったという点で破綻がはっきりとした形で現れたのがかえってよかったのではないかと思っている。
減資や株式併合、新たな増資などの過程を経て華僑系から外資系(欧米、シンガポール、マレーシアの金融機関)にオーナーが移った点。
海外に逃がした華僑系の資金の還流を図った点。
財政的に余力のない政府は競争入札によって外資系に売却し国庫にけっこうな収入があった点。(新生銀行とは対照的)

(ただし無茶苦茶なところがあるのもインドネシアさながら?キラキラの国ならでは?経済危機の際にバリ銀行に対して行われた緊急融資がどこかに消えてしまったり・・・おそらく政治資金として中央に還流していると思うが。普通ありえんことだろうが。最近バリ行った人は思うだろうなぁ~。バリ銀行なんてあったっけって。はい、今では名前が変わっちゃってますw)
そんなキラキラ(現地語でアバウト、だいたい、という意味)の国ですけど、アメリコやマーライオンの国は機を見るに敏というかちゃかりおいしい価格で買い取って参入済みです。経営の透明性も格段によくなってるし。
というわけで零細故人凍死家は便乗するのもありじゃん?って思うわけであります。
(あっ、短期的には止めた方がええよ。原油市場の動向やバリでのテロなどを受けて軟調に推移してるから)

そういやバリテロについてもなんか書いてみようかな。日本の新聞やブログで書かれてるのもちょと見たけど、アチキとは目線がちょいと違ってるからな。物心ついてから人格形成の段階までローカルの学校やコミュニティーで過ごしてきた日本人っていうのも希少だもんな。(アチキの通ってた学校ではアチキしか日本人いなかた)
ちょいとどっかからぶっこまれそうな感もあるけど。