ひとりえっち




(最近キワモノ的な内容が多いとのご批判をいただきますたのでちょっと趣を変えて?w)



月間160億円の市場~iモードでいま“売れている”もの



iモードコンテンツに関するいくつかのデータが紹介されています。このブログでは株式投資一般について書いていますので、ここでもその流れに沿って続けてみます。

旬のジャンルに移り変わりこそありますが、携帯コンテンツプロバイダーもいくつもの会社が上場を果たしその目覚しい成長性もあって個人投資家に人気のある銘柄が多いようです。この分野もいわゆるBtoCの範疇に括られるでしょうから、投資家は証券会社のレポートや会社四季報などだけでなく、一消費者として足元の状況をチェックできる機会がありますよね。スーパーや百貨店、レストランチェーンなどに投資する場合はその店を実際に訪れて利用してみたりするのと同じことです。意外にこういう人って少ないような気がしませんか?
しかも他の小売業ですと実際にお店に足を運ぶのは一苦労だったりしてなかなか難しいのです(東京在住なのに九州のスーパーを見には行きにくい)が、携帯コンテンツプロバイダーですと携帯でネット接続するだけです。非常に簡単なのですから日常的にチェック可能でしょう。ここに思わぬ投資のヒントが落ちていることがあると思います。

記事によれば“着メロ着うた着モーションで売上のおよそ半分を占める”とあります。着メロ中心に伸びてきた2330フォーサイドなどの提供するコンテンツが不振なのとは対照的に、子会社music.jpで提供する着うたが好調な9438MTI。それぞれの提供するコンテンツが上位ランキングにどれだけ入っているか、株主よりも利用者の女子中高校生のほうが詳しかったりなんてことがありえます。

また“世間の占いブームを反映し占いコンテンツも有力である”とあります。日本人はなんでこんなに占い好きなんだろ~ってアチキは少し呆れてしまいますが、けっこうな数のリピーターがいるようでおいしいようです。テレビなどにも出てくる著名な占い師に売上の1~2割を払えば、あとはそれほど原価のかかる商売じゃないですからね。細木のオバちゃんのコンテンツ(4823サイバード提供)が一番人気ありますが、数うちゃ当たるといわんばかりに新宿の母・銀座の父・陰陽師・原宿の母・大阪ミナミの母などなど知らない人にはなんだかよく分からない3770ザッパラスが元気です。
お試し無料の占いポータルサイトに注力したことで知名度が上がり各有料サイトへの誘導がうまく図れています。ヤフーコンテンツに提供しているPCバージョンのほうも好調のようです。こういうのを占い利用者はつかめるでしょう?それならザッパラスの業績予想上方修正も前もって占えたかもです。

“電子書籍、特にコミックが伸びている”ともあります。

イーブックパピレス(フォーサイドが資本・業務提携)といった電子書店をご存知のかたも多いと思います。なんで数百円払って本の代わりにダウンロードするのかアチキにはよく分かりませんが、そこそこマーケットは動いてきてるようです。“北斗の拳”なんて毎号ダウンロード件数が急増していったとか。
大手出版社があまり乗り気でないのはレコード会社やテレビ局なんかと同じケースでしょうか?(特にK社とか)サイバーエージェントもアメーバブックスでやりそうですよね。携帯の方は製作コストやバッテリーなどの問題もありPC市場先行でしょうけど潜在マーケットは大きいようですね。
まだまだ利用者数的には男性メインのようですけど女性のほうが一度上客となると頻繁に利用するそうですね。なんでもプチエロなコミックや小説(HQ?)を購入されるとか。
どういう理由で利用されるのか興味ありますね。

もちろんダウンロードした後の携帯バイブはONなんですよね?

だめだ、最後はやっぱり変態な結末で〆てしまう。誰かの病気がうつったらしいw