ヤフー(東京都港区)が四月から団塊世代(一九四七-四九年生まれ)を中心とした中高年向けサイト「ヤフー・セカンドライフ」を立ち上げる。
ヤフーは四月から実験的に主要サービスを公開し、七月一日から本格サービスを始める。現在のヤフーの主要ポータルサイトは一般向けヤフーと子供を対象にした「ヤフー!きっず」の二つ。いずれもグルメやショッピングなど、カテゴリーと呼ばれる情報の項目をトップ画面に並べて選ばせるスタイル。ヤフー・セカンドライフはこれに加え、顔の見える情報発信者を設定するのが最大の目玉となる。
サイトの入り口となる大カテゴリーの項目は「暮らしと健康」▽「住まい」▽「お金」-など九つに設定。細かな項目は再就職、退職金活用術、年金など、退職後の生活を想定した内容を掲載。