空港へ向かう車中、食べ過ぎたなぁえーまっ、そのうちお腹も落ち着くだろうなんて思っていた。

 空港までは平日の帰宅ラッシュの時間帯と言う事もあり約30分かかった。
 その車中、車の振動で気持ち悪さMAXに滝汗
ここで吐くわけにいかない、まだ出会ったばかりだ…。もう、冷や汗しかでないガーン
 空港についたらトイレに行って吐かないと治まらないそう思った。
 しかーし、夫が空港へ着き車を停めたのは滑走路が見える場所…駐車場ではなかった。
そう、夫は無類の飛行機マニアだったのだ。
飛行機って展望室から見るんじゃないの…。
 車から降りるとすぐ草むらがあった。
そこまで歩くと我慢出来ず激しくリバースゲロー
ヤッテシマッタガーン終わった…。そう思った。
 
 ところがそれを見た夫はびっくりするでもなく、大丈夫⁉そう声をかけて急いで車に向かいお茶とハンカチを持ってきたおねがい
 お茶で吐瀉物で汚れた手を洗わせ、うがいしな❗と。
そして、背中をさすり‘’ごめんね、食べさせてあげたいものが色々あって、今度にしようと思ったんだけどどうしても今日が良くて‘’
 
私‘’ごめんね、引いちゃったよね、、、。‘’
夫‘’ぜんぜん。飲みに行って酔って吐くやつの世話たくさんしてるから何ともないよニヤリ‘’
私‘’もう、会ってくれないよね。‘’
夫‘’自分は本気だから、結婚考えてるから
‘’
 
 この出来事で、私は今までの婚活で出会った人達と違い、夫は優しい、思いやりのある人だと思ってしまった。
 そして、正式に交際することになった。