切迫流産の診断を受けてから1週間はホールディングスの代表取締役O社長が私の会社へ応援にきてくれたため私は実家で休養した。
だが、本来であれば私の代わりに夫が働いていたはずなのに、夫は会社Pに勝手に再就職して働いている。
O社長は朝6時に自宅を出発し、朝8時から20時まで私の会社で働きその後また違う場所へ仕事をしに行っていた。
申し訳なさでやりきれない思いだった。
1週間たつ頃私は病院で1日3、4時間であれば働いても良いとお医者さんから許可をもらった。
(1日3,4時間と言われていたけど、実際には1日6時間は働いた。)
それからは私が午前中働き、O社長に午後から営業終了まで働いていただいた。
ところが、、、さすがに毎日1日片道約2時間往復4時間の通勤をしていたO社長も限界を感じはじめた(当たり前。。。)
そして、O社長と相談し、近くのグループ会社からO社長の部下(S君)が私の会社にO社長と曜日ごとの交代で午後応援に来てくれる事が決まった。
これで、なんとか会社がつながる
私の産休までになんとか正社員、パート、派遣を探そうホッと胸をなで下ろした
そして、S君は水曜日と土曜日の午後に私の会社へ応援に来てくれるようになった。
S君「あの、、、たたみさん、僕、なぜここの会社に応援に来るのか理由を聞いていないんですけど。たたみさんの旦那さんが入社すると聞いていたんですけど。」
私「そうなの。そうだったんだけど色々あって。。。ホールディングスにだまされているとかなんかゴチャゴチャで。元の会社Pに戻ってしまったの。ごめんね。急にこんなことになって。」
S君「僕が何とかたたみさんの出産後までここをつなぎますから。」
S君「たたみさん、僕に旦那さんを紹介してもらえませんか?僕、こっちが地元ではないので知り合いも少ないんです。旦那さんと仲良くなりたいし、僕が旦那さんにここに戻って来てもらえるように話してみようと思います。ゴールデンウイークに旦那さんと飲みに行きたいです」
私「夫にS君と飲みに行くか聞いてみるね。でも、もう夫がここに戻ってくることは期待してないから。」
夜、夫に連絡
私「うちのホールディングスのS君が応援に来てくれることになったよ。S君が○○(夫)と飲みに行きたいって言っているんだけど。。。嫌なら断って。」
初対面の夫とS君がいきなり2人で飲みに行くことはないと思っていた。
でも、飲むのが大好きな夫は
夫「うん、行く行くじゃ、S君に俺の連絡先教えておいて。」
すんなりOKした。
そして、夫とS君はゴールデンウィークに2人で飲みに行く約束をした。