ゴールデンウイークがやって来た。

 

ゴールデンウィーク前半は夫の大学時代の友人社畜が遊びに来ていたため夫と私が会うことはなかった。

 

そして、ゴールデンウィーク後半のある1日。

いよいよ、夫とS君が飲みに行く日が来た。

 

夫は飲む気満々。私の地元まで車ではなく電車でやって来た。

 

「S君との飲みだから飲み代は会社の経費で落とすね。2万円渡すから領収書もらってね。私が働けなくて手伝ってもらってるから感謝を伝えてね。それから、帰りにもし雨が降っていたらS君を迎えに行くから電話して。

 

18時から飲みに行った2人。

夫は22時の電車で帰ると言っていた。


自宅にいた私は2人がどんな話をしているのか、S君は夫に私の会社に戻るように話をしてくれているのか、もしかして初対面だから会話がなくて困っているのでは等考えていた。

 

22時過ぎても連絡はないので夫は電車で帰宅、S君も徒歩で帰宅したと思っていた。

 

ところが22時30分、電話が鳴った。

 

あっ、夫からかなニコニコ

 

でも着信はS君から

 

S君「たたみさん、旦那さんが酔っていて。。。迎えに来てもらえませんかはてなマークあせる

 

急いで夫とSくんがいる飲み屋へ。

 

そこで見た物は。。。。。

 

 

 

 

酔っ払いsao☆酔っぱらいちょうちん酒ベロンベロンに酔った夫酔っ払い酔っ払い酔っ払い虫酔っ払い酔っ払い

 

 

S君「たたみさん、お会計がまだで。旦那さんの財布から勝手に払う訳にもいかないし。連れて帰ろうにもどうして良いか。。。ニヤニヤ

 

そう、夫は財布を出してお金を払うこともできないくらい酔っていた。。。もちろん、まともに歩けない。。。酔っ払い

 

S君が夫を店から連れ出し、私が夫に渡した2万円からお支払い。接待する立場なのに接待された状態。。。

 

 そして支払いをして、外に出ると夫は激しくゲローゲローゲローゲロー何度もリバースしている。。。ガーン

 

 夫「ちゃちゃ、、み~(たたみ)、じっじっ、、か~(実家)か、える~(帰る)。あー酔っ払い

 

。。。えっ、、、もしかして酒乱?????しまった。。。やっぱ結婚相手間違えた笑い泣き

 

 

S君「たたみさん、、、結婚前に旦那さんと一緒に飲んだことなかったんですか。。。ニヤニヤ

 

私「あるけど、酔った事はなかった。。。」

 

「ちゃちゃみ~(たたみ)、家~酔っ払い

 

私「私、往復2時間も運転できないから私の会社の休憩室に泊まってもらうから」

 

「おやじ。。に。。。電話す。るぅ。。。迎えに。。。来て。。。もら。。。」

 

「じゃあ、私がお義父さんに電話しようか?」

 

「それだけは勘弁!!

(この瞬間だけ正気に戻った夫、でもその後即眠り込む)

 

S君が近くのコンビニへ夫に飲ませるための水を買いに行ってきてくれたショボーン


S君「じゃ、僕、もう少し一人で飲んで帰るんで生ビール


申し訳ないと思った私はS君にポケットマネーで5000円渡し、S君に夫を車に乗せてもらい強引に私の会社へ夫を連れ帰った。

 

なんとか会社の休憩室までたどり着いた夫。

即、その場で寝始めた。。。

 

いつ吐いても良いように袋をいたる所へ置いておく。。。

 

 

酩酊状態の夫を放っておいて吐瀉物を喉に詰めて死にでもされたらシャレにもならないと思った。そのくらいの状態だった夫むぅ…

 

 

夫が完全に寝入った所で私は一度自宅へ帰宅した。

 

家から毛布と着替えを持ち車に運ぶ。

 

それを見た私の母が一言。。。

 

母「たたみ、何してるの?」

 

「夫が酔って。心配だから会社に一緒に泊まる」

 

母「たたみ、切迫流産なのよ。何考えているの。止めなさい。たたみは家で寝なさい。お腹の子に何かあったらどうするのビックリマークビックリマーク

 

そういう母を振り切り私は会社へ向かった。

 

そして、会社に着くと。。。なんか臭い。。。でも吐瀉物はない。。。夫は酔って寝ている。。。でも、さっきとは違いこたつに入り眠っている。

 

ん?どこから臭うんだ?

 

場所はトイレだった。。。男女

 

一応、休憩室に吐いてはいけないとまだ少し意識はあったようだ。

 

でも吐いていたのはトイレの便器ではなく、手洗い場。。。滝汗

 

大量の吐瀉物で水も流せない。。。床にも飛び散っている・・・嘔吐オレンジジュース 嘔吐

(どれだけ飲んで食べたんだガーン)

 

でも、何事もなかったかのように片付けておかないと休み明けに出勤したスタッフがびっくりする。。。

 

夜中、安静が必要なはずの私は1人トイレの手洗い場に手を突っ込み夫の吐瀉物の大掃除をした。

 

そして、片付けが済んだら夫の近くに毛布を敷き眠った。

 

朝方早く、トイレに行くため目覚めた夫

 

夫「おい、たたみ、何でこんな所で寝てるんだよ。なんでここにいるんだよ。」

 

私「ん?起きたの?○○(夫)が酔って吐いてて心配だからここに泊まった」

 

夫「たたみ、ごめん。すまない。。。」

 

やっと正気に戻った夫。何度も私に謝っていた。

 

そのあと、ファミレスへ行き、一緒に朝ご飯を食べ夫を駅まで送り帰宅した。

 

 

 

それが、私たちが結婚して一緒に過ごした最初で最後の一夜だった。