この前の記事、読み返してみると、書き足りないことがありました。
Aさんがメッセージくださった
勝ち負けだけの世界。
勝負している間の高揚感が忘れられず繰り返す。
根っこにあるのは「負けたら損する!!!」なのだと思います。
この言葉、離婚調停を思い出すとその通りなんです。
お金を払うか払わないか、払えば負け、払わず済めば勝ち。
お金を払わないためならたたみ、坊ちゃんをどれだけ傷つけようと関係ない、周り(裁判官、調停委員、O弁護士さん)がどう思おうと関係ない。
どんな理不尽な事だって関係ない、主張し通してみせる
悪いのはたたみなんだし、面白い
「負けたら損する!!!」それしか感じられませんでした。
そして調停時、カス側が提出してきた意見書や主張書面。
回を重ねるごとに内容がエスカレートしてきてまるで調停をゲームのように楽しんでいるのではないかとさえ思ってしまいました。
6回目の調停時にカス側が提出した主張書面、これはもう、人間の心なんて微塵も感じられず、楽しんでいると言うより、勝負している高揚感からできるとしか思えない内容でした。
自分の子どもに対してしていることだと認識もできないのか?本当にくだらない人間と結婚したんだなと情けなくなりました。
次はどうやってたたみを苦しめてやろうか
カス家一丸となって考え楽しんでいたのでは?それで家族の結束を強めていたのでは?とも思えました。
息子を離婚調停に送り迎えする毒親。
毒親がついているからカスは強気だったのでしょう。
もうこれ以上、このゲームに付き合わなくてすむのであれば。。。
心からの納得は出来なかったし、言いたい事もたくさんあったのに調停で離婚を決めたのはそんな思いもあってでした。
そして、
Aさんとのメッセージのやり取りで初めて理解出来た
「見捨てられ不安」
と
「罪悪感」
いい年した大人が子どもを捨ててまでなぜ、親に見捨てられる事を恐れるのか、なぜ親から自立することに罪悪感を抱くのか、カスが言っていた言葉を思い出しその謎が解けたように思いました。
カス「うちはさ、自分たち(カスやカスの妹)が親父やお袋の気に入らない事をしたら、昔から親に無視されてたんだよね。」
私「えっ?親が子どもを無視するの?」
(私の中では逆だったので驚いた。何か気に入らない事があって子どもが親を無視する。親が、いつまで怒ってるの?って言って話をして解決。いくら思い返しても親に無視された記憶はない。)
カス「そうだよ。1週間とか普通に無視されてた。子どもながらにあれはキツかったな。」
カス「(交際当時)今もさ、妹の事で親が気に入らない事があって無視が始まってさ。」
私「今でも!!!???」
カス「はあ、今も。」
このカスの発言にびっくりしたのを今でも覚えている。
きっとカスは小さい頃から親に無視をされてきて、親に見捨てられるかもしれないと言う不安を常に抱えていたのだろう。
それにより、気がつかないうちに見捨てられ不安を植え付けられたのだろう。
生きていくために、親からの愛情を獲るためには、子どもながらにどうしたら親が喜ぶのか、見捨てられないためにはどうしたらいいのか、そんなことを考えながら大きくなったのではないだろうか。
だからと言って、子どもを捨てることが許されるわけではない。
親に見捨てられる事が嫌なのであれば結婚など選択せず親と仲良く暮らすべきだと思う。
この会話をカスとしたときの私はまだ、この世に毒親が存在することも知らず、これが人格形成に大きな影響を及ぼしているだなんて知る由もなかった。
この話をした時に普通とはズレた親なんだと真摯に受け止め考え、付き合える両親ではないと気がつくべきだった。
だが、この頃のカスは親が子どもを無視するのがおかしいことだとわかっていたことにもなる。