17時30分頃、待合室に書記官が入って来た。

 

そして、私とO弁護士さんに近づいて来て言った、、、。

 

書記官「養育費の振り込みをする口座を教えて下さい」

 

「はっ?ポーンポーンポーンポーンポーン

 

O弁護士「あの、まだ離婚するなんて決まってないですが?裁判官から離婚条件の提案は出ましたが、誰も離婚するなんて言ってませんよ。今聞くのはおかしいですよね???」

 

「離婚が決まったわけでもないのに何でこんな事聞くんですか?」

 

O弁護士「養育費の振り込み口座を聞くのは離婚が成立してからだと思いますが?」

 

書記官「今日、離婚を決められなくても結構です。ですが、口座だけ先に教えて下さい。」

 

離婚するかどうか、何でいつまでも調停終わらないの?早く仕事に戻らないと、坊ちゃんのお迎えどうしよう。。。そんな時に追い打ちをかけるように書記官が言った言葉にモヤモヤが収まらない。

 離婚するなんて言っていないのに養育費の振り込み口座を教えろと言われ、書記官はじめカス達にはめられているのではないか?そんなことすら考えはじめた。

 

書記官とO弁護士が話をしている。

 

O弁護士「ああ、そういうことですか。」

 

O弁護士「たたみさん、今日、離婚するかどうか結果を急ぐ必要はないですが、養育費を振り込む口座だけ書記官に教えてあげて下さい。」

 

 

書記官が口座を聞きに来た答えはこうだったようだ。

 

本来、裁判所での調停は17時まで。

書記官が待合室に入ってきた時間は17時30分過ぎ。

もう、書記官の勤務時間は過ぎる頃。

もし、その日に離婚が成立してそれから養育費の振り込み口座などを確認していたら更に遅くなるから今教えてほしいと言うのが理由だったようだ。

 

 

養育費を振り込む口座。。。

離婚成立なんてまだまだ先だと思ってそんなこと考えたこともなかった。

もちろん通帳なんて調停に持って来ていない。

 

 

 

だが、なぜか私としては珍しく、ここでひらめいたのである。。。チューチューチューチューチュー

 

 

少し前に銀行で坊ちゃん名義の口座を作った事を思い出したのであるニヤリニヤリニヤリ

そうだ、この際、振込先は坊ちゃん名義の口座にしようニヤリニヤリニヤリニヤリニヤリ

 

ヨッシャニヤニヤニヤ

 

カスは私名義の口座だと養育費を払わなくなる可能性が大いにある、さすがのカスでも子ども名義の口座になら振り込むのではないか?

 

もし、離婚が成立して、養育費を振り込まれなくなった等あれば、将来坊ちゃんにカスについて聞かれた時、あなたのお父さんと言われる人は養育費も振り込まない無責任な人間、もしカスに身寄りがなくなりカスの援助をするようにと市などから連絡が来てもそんな無責任な人間にそこまでする必要はないと通帳を見せて教えられる、そう思ったのだ。

 

私「離婚したら自分の通帳にカスの名前を見るのも嫌なので養育費の振り込み口座は坊ちゃん名義でも良いですか?」

書記官「良いですよ。」

 

私「O先生、坊ちゃん名義の口座にして不利になるとかないですか?」

O先生「ないです。むしろたたみさんに養育費を払うわけではないとわかるので良いと思いますよ。」

 

だが、キャッシュカードを作っておらず、通帳は実家に置いてある。。。チーン

 

私「坊ちゃんの口座番号がわからないので家に電話します。」

 

 

口座を聞くため待合室から実家へ電話をかけた。

 

続く