キャッチの定義
 ⇒店に所属せず、客を店に連れていくことでマージンをもらう客引き小妹のこと。
  (あくまで私個人の定義。本当は別の言い方があるかもしれないが、大宮に限らずどの繁華街でも結構こういう小妹がいる。特に終電後に多く出没)



大宮では終電後になると「貴男のお好きな店へ連れていきます」的な、店に属さない小妹のキャッチが多い。
そんなのについていっても店の広さくらいしか評価できないので、私は極力避けている。

しかもキャッチは「客捕まえてナンボ」の商売。
店に連れてくれば、客が払った金の数十%+自分がゲットしたドリンク代ががマージンとして入ると聞いたことがある。
つまり、連れてくればいいだけなので、捕まえた後の事なんか考えていない。

ひどいキャッチ小妹は、5分も席にもつかず、すぐ次のキャッチの為に店を出ていく。私も先日経験済み。
私は少なくとも「この小妹を侍らせて飲める」と思って店に行くわけだが、その期待を見事に裏切られるわけだ。
そして店の小妹が隣に着くことになるが、確実に店にいる小妹はキャッチよりもレベルが低い。特に外見的なレベルは絶対に低い。

外見的にレベルの低い小妹や日本語力が圧倒的に劣っている小妹では、やはり一見客を捕まえるのは難しい。
そこでキャッチが客を連れて来る。
キャッチはすぐに離れて外に。
店はキャッチに金を払っても客が来るので無問題。
客がそのレベルの低い小妹を気に入ってもらえれば万々歳。
・・・という、客の都合を全く無視したこのシステムは大嫌い。

酷い店になると、ママ始め店の大半の小妹は終電前に帰り、店をキャッチに貸すことが常態化している店もある。
開けていようが閉めていようが店の固定費は変わらないわけで、合理的と言えば合理的。

しかしその合理的な思考は、客目線を一切考えていないという欠陥がある。
終電前までいい店だったとしても、終電後にその店を初めて訪れた客は、酷い店だと思って終電前にも来ることはなくなるだろう。
ママが居る時に酷い店だと思われるのはママや店の力量不足だが、貸してる店に対して酷い評価をされても、ママは困るのではなかろうか。

要するに店貸しなんて、、今まで積み上げてきたその店の雰囲気や信頼を捨てて、小金を稼いでいるだけに過ぎない。
短期的には合理的かもしれないが、長期的に考えればそういう店に長く通う客がいるとは考えにくい。
(まぁ、経営者変わりながら同じ看板で長く続いてる店もあるけどね)


ちなみに基本的なことだが、キャッチかどうかを見分ける方法。
先方が「飲みですか? マッサージですか?」などと複数聞いてくる場合、要するに店に所属してない=キャッチと見て間違いない。
また私は必ず行く前に店の名を聞くようにしているが、複数店名を挙げて来るのは間違いなくキャッチ。
もしくは、「アナタとずっと飲めますか? アナタが席を離れたら、私はタダでいいですか?」と聞くのも良し。

「そんな約束守ってくれるの?」と思われるかもしれないが、小妹に限らず、意外に中国人は約束を守る。
守らせる為の条件みたいなものがあるのだけれど、このあたりはまた別の機会に書くつもり。


キャッチなんてこの世からいなくなればいいと思うのだが、酔っ払うとついその美貌やボディタッチや強引さに負けて、ついて行っちゃうんだよねぇ。。。