死刑囚になったヒットマン(文藝春秋)で削除を余儀なくされた私の言葉。
私の言葉(文章)なので文藝春秋としても、絶対残したい私の言葉であったが、著者である死刑囚の小日向が、これを消さなければ、出版させないと、私にも出版社にも譲らなかったので、折れることにした。
私としては、死刑囚になったヒットマンという本は出版する、出版しないもどちらでも良いことであった。しかし、彼の本を作ると決めて、動き始めた多くの出版社の方々の苦労が水の泡になることだけは避けたかった。それだけである。社会人として、当然のことだろう。
私としても、実はグッと堪えて腹におさめた私の言葉もあったのだ。しかし、世に出てみれば、世に出す価値はあったと私は思っている。
【ヤクザとして、山田死刑囚の方が正しかった】
【彼とも会いたいが彼は現役を貫いているので会うことはできない】
【この事件について、また、実行犯の相違についてはフラットにみなければならない】
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163917764