一ヶ月経過した捻挫の右足首の痛み | 京都大阪担当 セラピスト専門 独立・転職者の為の整体師養成講座

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N・K様   24歳  女性  バレエインストラクター
 

Nさんは、右足首の痛みを訴えてホームページから当院へ来院されました。痛めた原因はバレエの練習ではなく、車から降りようとした時に滑って転んでしまい右足首を捻って倒れたらしいのです。

現在もバレエを子供さん達に教えているということですが、捻挫から一ヶ月たった後も痛みが消えず、バレエの基本姿勢5番(両足を揃えて180度外旋した立ちかた)をした時と、ジャンプして着地時に右足首に痛みがあるのです。

病院にも初めに行ったらしいのですが、骨には異常は無かったらしく、でも安静にしていても全然改善されないという事で、今回、当院にて整体施術を行う事になりました。



まず、整体ベットに上向きに寝てもらい左右の足首の歪みの比較検証をして見ました。(痛みの無い左足首と比較してみる事で右足首の歪みの状態がわかるのです。)

右足首の歪み自体はそれほど大きくは無かったのですが、足首の正常な動きに制限(固さ)がありました。
施術では、上向きの状態で足首の動きが柔らかくなる様に、整体施術を行っていきました。

そして、施術後の足首の変化を確認する為に立ってもらいバレエの基本姿勢5番をしてもらい足首の痛みの確認をしてもらいました。



「最初よりもだいぶん楽になりました。」
「でもまだ足首に痛みが残っています。」

彼女。


そこで、もう一度上向きになってもらい足首の整体を行っていきました。

「足首くるぶしの外側に可動制限(固さ)がありますが、これは長年のバレエのつま先立ちの姿勢の影響もあるかもしれませんね。」
と彼女に説明を致しました。

Nさんは学生の頃からバレエをしていたらしく、当時から足首は痛めやすかったそうです。
足首矯正をもう一度行い、痛みの確認の為、バレエの基本姿勢5番を行ってもらうと、だいぶ楽になりましたが、次は、かかとの後ろに痛みがあるとの事。



そこで、うつぶせになってもらい、ふくらはぎ・アキレス腱・足裏の筋肉・靭帯の緊張を確認しながら柔らかくしていきました。
特にアキレス腱とかかとの骨の付着部に強い圧痛(押さえて痛い点)がありましたので、この痛みを取っていきました。

アキレス腱や靭帯にコリや固さがありますと、足首の正常な動きを邪魔してしまうのです。
彼女の足首の痛みは特に、アキレス腱のコリがポイントでした。
再び足首の動きと痛みを確認してもらうと随分と楽になっているとの事。


「靭帯・アキレス腱の緊張を取って楽になったという事は、この緊張・コリが痛みの原因になっていたのですね」
という説明をいたしました。

(靭帯に残ったコリは日数がたっても改善しない場合もありますから、この様な場合は整体施術が有効なのです。)
楽になった事を確認の上、施術は終了となりました。



それから1週間後にNさんから電話がありました。

「バレエをしている時も、だいぶん足首が楽になりましたから、もう一度、施術をお願いします。」とのこと。

そこで、その日の内に来院してもらいました。
今回は、バレエの基本姿勢5番は痛みが無くなりましたが、ジャンプする時に、足首の前後方向が痛いという事でしたので、ふくらはぎの緊張を取っていきました。



前回よりも足を触っても痛みは少なくなっていました。
施術後、もう一度ジャンプしてもらいましたが、楽になっているという事でしたので、施術はこれで完了となりました。