毎年、必ずこの日が来る。

もし、病気がなかったら、生きてたらどうしていたかなぁ。
当たり前に、さっちんの受験や進学のことで大騒ぎして、大きくなったもんだって親バカ全開しながらも、しみじみしているんだろうな。

 

最近読んだ本に、こんな事が書いてあった。

筆者は病気が再発し、とても苦しい状況におかれた。

頭上にある窓から飛び降りたらどんなに楽だろう。

何度もそんな衝動に駆られながら、ある事に気付く。
 

人が生きて行く事は、とても苦しい事で、その苦しい人生を一生懸命生ききるから「死」というご褒美がもらえるのだ。

 

なるほどね~。

 

一生懸命生きたかったけど、志半ばでこの世と別れなければならない人がいる。

 

こちらはちっともご褒美じゃない状況だけど、この著者は生きるための治療が想像を絶する程、辛かったんだろうな。

病気をするって、否応なしにそんなステージに立たされちゃう。

損だなぁ。

 

 

私の半分は無くなったままだけど、もう半分は逞しく生きています。