マザーテレサの育てた種に水を。コルカタを語る。 | ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!
来週、11月21日に京都岩倉の論楽社

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-論楽社
(先日野染めを体験させてくれた染色家の斉藤さんの「メモリアルキルト」のお話の時の写真)

インドのコルカタにあるマザーテレサの施設でボランティアして来た時の事をお話しする事になりました。

シェーーーーっショック!あせる

主宰の虫賀さんから電話に「えー、なんでーーー?」と思いっきり気後れする私。
だって、論楽社は知的な出会いの塾みたいな場で、
哲学家の鶴見俊輔さん(ご近所にお住まい)や、アフガニスタンで人々と共に農業を取り戻そうと水路を掘る医師の中村哲さんなど国内外に知られた人から、
タイの日本人僧侶プラユキ・ナラテボーさん、
元能登川図書館館長の才津原哲弘さん、
ベトナム人宗教家ティク・ナット・ハンのお弟子の僧侶の皆さん
先日は、定年を迎えるびわこ学園の職員の斉村さん
など一般には無名でも深い人生哲学を生き様で語ってくれる人々の話を身近にできる所だから。

毎日新聞の元大津支局長だった塩田敏夫さんとたまたま滋賀会館(今は無き!)で行き会った時に
「こんな所があるんですけど、来てみませんか?」と誘っていただいた。
「へー、じゃー行きますー」ノリで来てみたものの場の「知的っぷり」に、一瞬「わ、ムリ」とビビる。
そこで語られる本なんて読んだ事どころかタイトルしか知らないし。
でも、「こんな所で人に出会い続けたら何年か後の私は何か変わっているかもしれない」
なんとそこで私がお話をする事になってしまいました。

そう言うわけで、のこぎリスト先生、この日のこぎりの練習に行けなくなってしまいました。のこぎり泣き1
ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-死を待つ人の家

数年前、新聞で小さい募集記事を見てマザーテレサの施設でボランティアをしに行くツアーに参加する事3回。
その前にもカレシとアジア放浪でインドにも行った事はありましたが。
ネパールでインドビザ申請の時にトラブって入国前から
「もうインドなんて行かへんもん!」
とベソかいたものでした。
神戸の西山さんと言う女性が主宰するこのツアーに参加し、一人で街を歩きながら
「毎年ここに来たい」とプツっと思ってしまったのです。

インドにいると生きているのが楽しい。
笑っちゃうほど、想像を絶するほど日本とは違う。
もちろんうんざりする事も多々ある。
でも、インドは論楽社同様、私には深い深い学びの場。

私一人では心もとないので虫賀さんは、塩田さんが先日行って来たイタリアの話をする「前座」として、という形にしてくれました。

今年、マザーテレサの施設のボランティアについてお話をするのは2回目。
1回目は今年の4月に神戸のマザーテレサ生誕100周年の写真展にて。
そして今回2回目。

マザーテレサが亡くなって13年。
もしも生きていてコルカタのマザーハウスで出会っていても
私はマザーと面と向ってなにかお話しする勇気もないし、きっと遠くから眺めてるだけでしょう。
でも、私はなんだかいつもマザーについて考えてるんです。
キリスト教徒じゃないし、熱心でも優秀でもないボランティアの私に語る資格は全くないけれど、
これはマザーテレサがきっと私に「やりなさい」とおっしゃってるんだと思ってお受けする事にしたのです。

その日が近づいて来たなか、昨日、今年のインドで一緒にプレムダンという施設でボランティアをしてたユキちゃんという女の子が関東から遊びにくると電話が!
私のfacebookを見て「滋賀って面白そう」って思ってくれたそうです。
うん、滋賀、面白いよ♪テヘッ

てなことで、できれば論楽社でマザーハウスを一緒に語ってもらおうかなぁなんて事になりそう。


ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-その前