信楽 アートにつられてナイスな信楽 | ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!
今年は金勝の竹村さんのビニールハウスで竹村さんの絵とみんなの絵を楽しむ空間「びにーるはうすde美術館」を作った事がとてもとても楽しかったので、
$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-ポーズ
「またやったら」
とのお勧めを何人もの方々にかけていただくのですが、
あれと同じ事は、もうやらないと思います。
だって、同じ事はつまんないもん。
あの時以上の感動があるとは思えない。

私にはアートの素質が全くないけれど、
「アート」というか、自分たちの身の回りを「美しいもの」「面白いもの」で満たして行く事がどれほどのパワーになるのかの一端をこの時感じたものでした。

今、行き詰まって鬱々としてる世界をも救うのはアートかも、というのはマヂで確信してる私です。

最近、香取くんが信楽にハマってるってことで中井さんと一緒に連れて行ってもらいました。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-げなげな市

月一回の「げなげな市」。
香取くんが中井さんの「もんぺおばさん」出店に燃えてます。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-オシャレなカフェ

外観は廃屋?しかし、中はこんなオサレなカフェだったりして。
東京の建築家の「作品」としての改装だそうです。
ただオシャレなだけじゃなく、こうして人が集う事で様々生まれる人間模様こそアートで、
そんな空間である事がワクワクしました。
ああ、わが家も誰かこんなにしてくれんかなぁー。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-たこつぼ
街のあちこちにアーティストさんの作品が。
ワタシ的にはヒット。「たこつぼ」イイダコ用とマダコ用。
形がカワイイ。
買いたかったけど、タコを捕る以外のオサレな使用方法を思いつかなかったので保留。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-リヤカー
信楽がアートフェス期間中からだからかかしら、リヤカーが目につきました。
「げなげな市」の宣伝用に街を練り歩いているらしいものも。
面白いリヤカーは一つのミュージアムにもなるかもしれない。
野菜売りをリヤカーでする予定の門田さん、こんなリヤカーはどう?

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-物々交換
物々交換のパフォーマンスをしてるアーティストさん。
こういうの、好きだ。
手持ちに適当なブツがなかったので、南草津のステーキハウス「けん」のスタンプカードと、神戸のマザーテレサ展の時に本に挟んであったマザーテレサのしおりを出して、小さい信楽タヌキをもらって帰りました。
はて、あのタヌキ、どこにやったかな。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-箱女
昔、電気店だったらしき空き店舗でこんな箱があったのでかぶってみた。
これもいつか地元でやってみたい。


$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-ごちそう
香取くんが予約しといてくれた店は、隠れ家的な場所にぽつんとあるオシャレだけど家庭的なお店で、
とっても美味しい上に、この量。
ちなみにごはん、みそ汁お代わり自由。

無理無理。

だって

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-デザート

こんなデザートがガッツリついて、1500円。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-苦しい、実は
この笑顔の下で「ゔぅ、、、クルシい。。」と翌朝まで何も食べられずに苦悶してたりする。
中井さんの焼きリンゴなんて丸ごとにアイスクリームがついてんのよ。
次回行くときは朝から、いや、前日から食を控えて臨みたいものだ。
リベンジ決定。

$ニゴロブナ子は里山(さと)に帰らせていただきます!-サファリ博物館
そして、信楽の懐の深さとトテツモナさを教えてくれた「サファリ博物館」
地元の資産家がシュミの狩猟で世界中から集めて来た剥製を展示しているそうだ。
ちょっと覗くだけでこの資産家の道楽のトテツモナさの一端をかいま見た。

この後、川辺に並んだカカシがいい味を出してるので車を止めて眺めに行く。
すると、ひょこっと現れた奥さんはすぐ近くのお寺の奥さんで、このカカシの何体かを制作した方だと言う事でした。
今年、東坂の田んぼにカカシが作りたい、作りたい、と言い回りながら機会がなかった私にとっては、この奥さんが「やりだしたら面白くて」という言葉に増々やりたくなったのでした。
しかし、一方では手づくりカカシのアートイベントはここ信楽や、湖西の方でもやってて盛況なのを見て、ああ、もう他の所がやってる事を後追いでやるのもツマンないなー、という気にもなってたりします。。。

信楽も他の地域の例に漏れず空き店舗だらけの商店街や、地域産業の焼き物も決して楽ではないと思いますが、アートの魔法でワクワクできて「信楽っていいね、面白いね」って思えるのはスゴいと思いました。
それでも地域の人は「やる事が中途半端なのよー」と言ってましたが、(出た!滋賀県の最大の特徴と私も思うトコ!)その中途半端さまでも行き着くのって大変なエネルギーのいる事。

そのエネルギーを充電する為にも、また行ってみたい人たちと朝市の後からでもちょっと信楽にお茶しに行くのもいいなぁー、という新たな予定も立ったのでした。

ナイス、信楽。