なにがなんだか | マタガタくんの日記

マタガタくんの日記

50の手習いで始めた競技ボウリング
既に60代となり、果たして上達するか?
私的な挑戦日記です。
本人はまだまだ伸び代有りと信じています(笑

昨夜の大会のレーンは抽選ではなく、自分で選べました。4-5番レーンには知り合いのサウスポーが2人入っていたので、左3人で投げたらどうなるのかと興味本位で私もここに参加しました。

しかし、練習ボウルが始まると、ここがとんでもない場所だとわかりました。

まず、右の6番のアプローチが重くて投げられません。靴の裏を張り替えても間に合わず、同箱の人がスタッフに頼んでアプローチを掃除してもらいました。しかし、突っかかるアプローチで投げたせいでフォームが安定しなくなりました。

更にこの6番レーンが左の5番に比べてとんでもなく遅いことがわかりました。5番と同じラインを投げると裏まで曲がってしまいます。

それで中にボールを通すと今度はボールは曲がりません。

同箱の他の2人のサウスポーの内、一人は私と同じで裏まで曲がります。もう一人のサウスポーは両手投げで中を投げられるので影響はなかったようです。

これには理由があります。その日の午前中は投げ放題で、一人で来た人は1つのレーンが割り当てられました。実は私も別のレーンで6G半ほど練習しました。この投げ放題の影響は、その後の大会に大きな影響を及ぼすことはセンターではよく知られていて、アベレージの高い人は投げ放題対象外のレーンに早くから名前を書き込んでいました。一方、私は左なのでこの影響は限定的だと判断し、投げ放題対象レーンを敢えて選んだのでした。

それがどうも貧乏くじだったようで、5番レーンは右利き、6番レーンは左利きが投げ放題をしたようです。朝一から来た人は1つのレーンで8Gは投げたでしょう。

1G目は右の6番レーンから。1フレからボールは大きく曲がって、④⑥⑩の並行ピン。

2フレは左の5番ですが⑦ピンタップ。午前中に練習したので問題なくとれたはずですが、フォームがおかしくなって大きくミスる。重いアプローチで付け焼刃のフォームが崩壊したようです。

連続ミスのスタートでしたが、その後、スペアで何とか踏ん張っての10フレは問題ないはずの5番レーンでしたが、脇が開いて大きく外ミスしてバケット。私はこれがチョップしてさっぱり取れません。しかし今度は⑨が残って、なんと172点。

2G目は問題のない5番レーンでしたが、先ほど外ミスを意識し過ぎたのか、内ミスをしてビッグ4。ダメもとで狙いましたが、3本取るのがやっと。

4フレで⑦が残りましたが、一度崩れたフォームが治りません。続いての5フレも⑦が残り、これは内側に外しました。6フレは遅い6番レーンでしたので、少し中目を通すとほとんど曲がらず、苦手のバケットが残り、投げた2投目は途中から大きく曲がって、③を裏に外し、3連続ミス。1フレのビッグ4を加えて4つのオープンフレーム。ここで四の字を覚悟しました。8フレも中目を通すとやはりバケットでした。この6番レーンは究極のパックンツーと言うことが遅ればせながら判明したのです。

9フレは問題ないほうの5番レーンでしたが、これまで飛ばなかったので、ボールの持ち方を変えて先で動くようにしたら、これが良かったのか、ストライク。

10フレは遅いほうでしたが、大きく曲がるラインと先で伸びるラインの中間点を通したところ、うまくポケットに入り、パンチアウトできました。しかし、得点は167点で今月最低でした。

実はこの大会はプロチャレで、2G目はセンターのプロ(右投げ)が入りましたが、やはり左右の違いが大きく、最後にパンチアウトで180台でした。ほかの二人の左投げも最後にこのレンコンに慣れて、10フレはストライクが2,3個来るようになりました。

3G目は左のレーンは立ち位置17枚目で、右のレーンは立ち位置22枚目と5枚の違い、リリースは左はローテンションを加えて曲げに行くが、右は縦回転で曲がりを抑制しました。それで出だしはターキー。しかし4フレで左のレーンで回転が足らずに⑦が残る。今度は取れました。ようやくフォームが治って来たようです。

5フレは遅い右のレーンでしたが、前のストライクがやや厚目だったので、少し中を通したつもりが内壁に乗ってしまい、バケット。いい加減、どこを投げるかわかって来たのでスペア。その後はラインもフォームも安定し、なんと残りを7連発のオールウェイで265点。

一時は四の字を覚悟したが、何とかプラスの604点となりました。同箱のサウスポーも後半からラインを掴んで、トータルは私よりも良いスコアで上がりました。




604点ですので、入賞はおろか飛賞にも入りませんでしたが、なんとプロ勝利賞をもらいました。プロは毎回レーン移動しましたが、どうも入るボックスによってレンコンが全然違ったようでした。

この日は思わぬアプローチとレンコンに翻弄されて、投球フォームが崩れるというメンタルの弱さを露呈した一方で、冷静に我慢してラインを探せば道が開けるということを学びました。

なお、この大会は全10シフトの9シフト目で、私は今回が2度目の参加でしたが、1回目は754点でずっとトップでした。しかし、この日、投げ放題レーンを外して投げた人に760点打たれて逆転されてしまいました。褒賞が大きい大会だけに、ちょっと残念。