第3楽章の途中で、レコードを裏返し

昨日のカラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団の第九が、A面が第1楽章だけで、B面が交響曲第8番の一枚ものでした。

A面が第2楽章、第3楽章とB面しゅうがくしょうのレコードとはバラ売りだったレコードがあることや、本盤はシュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルのレコード。それまで第9だと、LP2枚になり、昨日のカラヤン盤のように第8番との組み合わせで発売されたり、トスカニーニの第1番との組み合わせというの、箱入りにして第1楽章の裏はのっぺらぼうにしていたり。

世界で初めて、第九をLPレコード一枚で聞けるようにしたこのレコードは、第3楽章の途中で、B面に裏返し。珍しくもないことだったのですが。CDが当たり前になった、今の若い人たちはテープのつなぎ目を誤解した解釈したり、LP世代の人達もとうに忘れてしまっている、ようで気になるところです。