絶対なる孤独者 3 | にゃおのブログ

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2月10日発売の「絶対なる孤独者 3」を買いました。






SAOの作者、川原礫によって書かれているラノベ!
17歳の少年・空木ミノルがある日、物理法則さえ無視して全身を覆う透明な《殻》をだせる能力を手に入れた。それは絶対的な孤独を実現する力だった。
孤独を好む少年が、完全なる孤独を手に入れるために、様々な人と関わりをもっていくという矛盾の小説。


ここからは、ネタバレあります。



今回は、ルビーアイ所有者への対処を専門とする《特課》と敵対するルビーアイ所有者の集団との闘いが本格化していくきっかけとなる話。

前半は、主人公の能力のすごさと欠点を示す短い話があって、≪特課≫とは別の能力者の組織の存在が登場したり、新キャラ?が登場したり、今後の話が本格化していく上で重要な伏線になりそうで、面白い巻だった。
この伏線を回収していたら、このシリーズも10冊くらいは続きそうだなぁ。

それにしても、主人公が孤独になりたいというのに、ハーレム化していきそうなのは、どうにかならないだろうか・・・
恋愛関係の王道 三角関係を作りたいのかもしれないけど、この調子で進んでいくと、一冊ごとに新キャラと主人公のことが好きな人が出てきそう!!
SAOのキリトみたいに、ならないと良いな!^^

ともあれ、3巻で出てきた 特課最強と謳われる屈折者小村スウが登場してそのまま死んでいくのかと思って、ちょっとハラハラさせられた。
結局、最後まで敵組織とのバトルはあまり進まなかったので、次巻以降の本格衝突に期待したいけど、その前に≪特課≫の戦力補強とかいろいろ話がありそうで、今後の展開が楽しみだ。