今回紹介するのは 夜王
原作:倉科遼、作画:井上紀良による漫画作品。『週刊ヤングジャンプ』(集英社)において2003年から2010年まで連載。
単行本は全29巻が刊行。
2005年にスペシャルドラマ化もされて、2006年にはレギュラードラマ化もされている。
ストーリー
北海道から上京してきた主人公遼介は、一人の女性と出会いホストという職に就いた。そのホストという職の中で、同じクラブ内でのライバルとNo1を競い合い、出会った女性たちと恋愛をし、夜の職につく1人の男が何もないところから、夜の王と認められるまで努力していく。
絵について
ホストというある程度見た目も気にする職業が主人公なので、登場人物は基本的に綺麗に描かれている。逆に敵対組織などは、あまり綺麗には描かれないなど、勧善懲悪が分かり易い。
登場する女性も綺麗な女性ばかりとなってしまうので、どの女性がヒロインか分かりにくいが、ある意味全員ヒロインなのかもしれない。
文字について
話術を使う職業であるのだが、説明はあまり必要はないし、なぜか暴力事件が多く、殴り合いなども多いということもあって、文字数はあまりないようにも思われるが、人間関係を描いていることが多いため、それぞれの人たちの考えなど心の動きが結構書かれているので、文字数は少なくはない。
個人的には、
ストーリー :★★★★☆
絵 :★★★★☆
読みやすさ :★★★★☆
ハマリ度 :★★★★☆
ホストの華麗さ:★★★★★
総合 :★★★★☆
こんな感じかな。
ホストという職業に対する魅力がとても良く描かれていて、面白い。
勧善懲悪の漫画で、読んでいて気持ちよく読めるところも高評価な漫画だった。
絵も綺麗だし、興味があれば読んでも面白いと思う。