今回紹介するのは 打姫オバカミーコ
片山まさゆきによる漫画作品。『近代麻雀』(竹書房)において2004年から2010年まで連載。
単行本は全15巻が刊行。
意図的に麻雀の戦略ポイントなどが多く描かれており、麻雀上達の指南書としても読まれた作品。
ストーリー
新人の女流プロ雀士(おかばみいこ)が、師匠と仰ぐ元麻雀王者に様々な戦術や心構えを教えられながら、一人の雀士として成長していく物語。
絵について
メインが麻雀の戦術にあるというか、あまり人間ドラマ的なところに比重がないということもあってか、絵自体は特に上手くはない。
人物画は割と単調であるし、背景にもあまり手が込んでいるということもない。
文字について
麻雀の解説が多く含まれているので、しっかりと読もうとすると、絵の中にある手牌や捨て牌も見なくてはいけないので、そこそこ読む量は多いかもしれない。
まあ、対局中の打っている人の考えとか心情などが多く書かれているので、文字数もそこそこ多くなっている。
個人的には、
ストーリー :★★☆☆☆
絵 :★★☆☆☆
読みやすさ :★★★★★
ハマリ度 :★★★★☆
麻雀の戦術 :★★★★★
総合 :★★★☆☆
こんな感じかな。
麻雀を始めたばかりの人とかで、活字の本とかが苦手な人とか、漫画が好きな人にはお勧めしてみると良いかもしれない。
内容的にも難しくもなく、超常的な運がある人の話でもないので、割と受け入れやすいかもしれない。