単行本は全19巻が刊行。
　実在するギャンブルからオリジナルのモノまで、いろいろなギャンブルを題材にした漫画作品。

ストーリー
　名門校・獅子堂学園に転校してきた、中学生ギャンブラーの主人公(白鷺杜夢)は、ギャンブルによって、100円を100億円にすると豪語する。

　エリートを自称する学園の生徒や教師をも含めたバトルに勝利し、OBまでも巻き込んだギャンブルのバトルによって、主人公の真の目的を果たそうとしていく物語。

絵について
　人物画は、作画の特徴的な絵によって、かなり濃い目の絵になっている。

　その分、分かり易くはなっているが、重い印象は受ける。
　ギャンブル漫画ということで、あまり品の良い場面よりも、悪い場面が多く描かれており、色気のあるシーンなども豊富に描かれていた。

文字について
　ギャンブル漫画の性質上、どうしても登場人物の発言などには、細かい注意が払われており、言葉に微妙なひっかけがあったりするので、よく読む必要があり、文字数よりも時間は取られることになりやすい。

個人的には、

　


　ストーリー　　：★★★☆☆
　　　絵　　 　　 ：★★★★☆
　読みやすさ　：★★★☆☆
　ハマリ度　　  ：★★★★☆
　ギャンブル性：★★★★★


　　　総合　　　：★★★☆☆

こんな感じかな。

　漫画に登場するオリジナルのギャンブルなど、他のギャンブル漫画とはまた違う楽しみ方もできるのだが、ギャンブル漫画になりがちな超常的な主人公の能力に好みが分かれるかもしれない。