今回紹介するのは 風夏
瀬尾公治による漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて、2014年から連載。
単行本は現在14巻までが刊行。
設定される世界は、作者の前作と前々作とも同じ世界同じ舞台での作品。
2017年冬にはアニメ化も計画されている。
ストーリー
両親の都合で東京に転校してきた主人公(榛名優)は、転校した高校で秋月「風夏」と出会う。
自由な彼女に振り回されるように、同じ高校の4人でバンドを結成するが、言い出しっぺの秋月風夏が事故で亡くなってしまう。要を失い解散寸前となったバンドと主人公の前に現れたのは、失ってしまった彼女によく似た少女蒼井「風夏」だった。
絵について
週刊漫画での連載が4作品15年目であろ、作者の漫画には魅力的な女性が必ず登場してきたこともあり、女性の絵はとても綺麗でそれぞれに魅力があって上手い。
背景や細かな描写も丁寧に描かれていることが多く、気持ちよく読める。
文字について
人間関係のドラマがとても興味を惹かれる作品なので、ある程度の文字数はあるが、多いと感じるほどではない。
個人的には、
ストーリー :★★★★★
絵 :★★★★★
読みやすさ :★★★★☆
ハマリ度 :★★★★★
青春感 :★★★★★
総合 :★★★★★
こんな感じかな。
高校生くらいの青春を描いた漫画なので、なんというかもどかしさや、厳しさが結構えがかれているが、恋愛ものや青春ものが好きな人ならきっとハマること間違いなしな作品。