森薫による漫画作品。『Fellows!』(エンターブレイン)にて、2008年から連載。
単行本は現在09巻までが刊行。
19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台とした作品。
「乙嫁」とは、「美しいお嫁さん」という意味で使用しているらしく、幾人ものお嫁さんが登場する。
ストーリー
1人目のお嫁さんは街に定住する一族のもとへ嫁いできた遊牧民族の娘ラミナ20歳。相手は12歳の婿カルルク。歳の差もあり始めは夫婦というよりも姉弟のような感じだが、両部族間におけるトラブルなどにより、徐々に夫婦間の距離が縮んでいく。
絵について
全体的に緻密で丁寧な絵で描かれており、服装などにおける模様なども細かく、とても丁寧な印象をうける。
人物画はとても丁寧なのだが、同じ一族の者が多く登場し、全体的に美形?が多いので、似た顔立ちの人が増えてしまい、若干区別に戸惑うこともある。
文字について
特に文字数が多いと感じるわけでもないのだが、その土地の特徴や風習を伝える際に、文字数が増える傾向にはある。しかし、決して読むのが大変ということもない。
個人的には、
ストーリー :★★★★☆
絵 :★★★★★
読みやすさ :★★★★☆
ハマリ度 :★★★★☆
嫁の良さ :★★★★★
総合 :★★★★☆
こんな感じかな。
文字について
特に文字数が多いと感じるわけでもないのだが、その土地の特徴や風習を伝える際に、文字数が増える傾向にはある。しかし、決して読むのが大変ということもない。
個人的には、
ストーリー :★★★★☆
絵 :★★★★★
読みやすさ :★★★★☆
ハマリ度 :★★★★☆
嫁の良さ :★★★★★
総合 :★★★★☆
こんな感じかな。
綺麗で性格の良いお嫁さんが多数登場するので、「お嫁さん」に対する夢の広がる漫画ではあるが、現実にはこんな人はそうそういないだろうなぁと思わせられる。。。
と同時に、こんなお嫁さんをもらえる男の素晴らしさも考えさせられるかもしれない。